中田翔のリアルな評判…龍空ら中日選手が続々証言「ベンチでボソッと言うんですよ」ド派手な金髪、グッズ売上1位「衝撃の人気度」
証言2…黒星の右腕に「マジでごめんな」
ドジャース・大谷翔平を彷彿とさせる、竜の次期エース候補・梅津晃大も、中田の気遣いに奮い立ったという。今季初登板だった4月4日の巨人戦の試合後だった。6回2失点で黒星を喫し、ウエイトルームで肩のケアをしていた右腕をわざわざ探しだし、「梅津、ナイスピッチング。今日は勝てなくてごめんな……」と労ってくれた。同14日の阪神戦でも8回2失点で再び黒星がついた右腕。今度はロッカーで顔を合わせると「『マジでごめんな』と言ってもらった。その試合、翔さんヒット打ってるんですよ。なんか、こっちが逆に……って感じになるくらいめちゃくちゃ優しい。そういう言葉とかを求めているわけではないです。ただ翔さんみたいに、長年活躍していればそういうこと言わなくてもいいと思う中で、わざわざ探して言ってくれるのは本当に嬉しかったし、奮い立ちました。2月のキャンプ中も、翔さん主催の『投手会』を開いてくれました。そこで野手目線の話をたくさん聞くことができた。そして『このチームで絶対勝とうな』って。そういう機会はなかったんで、本当に頼れる存在だし、心強い“お兄ちゃん”のような存在です」 中田本人のインスタグラムにも登場したが、2月のキャンプ休日前に沖縄・北谷にある鉄板焼き店を貸し切り、北谷メンバー(年齢が35歳以下のメンバー)と語り合った。支配下に最も近いと評される期待の若手・松木平優太投手も最初は、強面の見た目に圧倒されたというが、「すごく優しく喋りかけてくれて、中田さんは『投手のみんなは思い切ってインコースにバンバン投げればいい。もし何かあったら俺が守るから』といってくださいました。本当に“大将”というか、心強いです。早く一軍で一緒に野球がしたいです」と心待ちにした。
証言3…かつて「待ち受け画面が中田だった」選手
取材を進めていると、ナゴヤ球場で“中田翔ファン”に遭遇した。二軍で調整中の龍空だ。滋賀出身ということもあり阪神で長く遊撃を守った鳥谷敬氏への憧れを持っていた一方、闘争心あふれるプレースタイルに幼い頃の龍空少年が心酔したのが背番号6だったという。かつて携帯電話の待ち受けも中田の写真だったとか。龍空は「いや、もう全部かっこいいですよ。小さい頃からずっと好きでした。そういう方とまさか同じユニホームで野球するなんて思ってもなかった。実は去年、翔さんに話しかけて『ファンでした』って告白したら、ご飯に連れてってもらうことになって。翔さんと、ジャイアンツからは横川(凱)さん、秋広(優人)、中山(礼都)がいて、ドラゴンズは僕と福永(裕基)さんがいました。そこからの縁なので、今は(一軍と二軍で)あまり会えなくて寂しいですけど、一軍に上がって早く一緒に野球がしたい」と明かした。 紹介し切れなかった多くの証言で一貫していたのは、中田が「勝ちたい」という言葉を周囲に発信し続けていること。それを聞いたチームメイトが、それぞれの立場で刺激され、突き動かされていた。
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