【陸上】濵口大和13分31秒62の高校歴代4位 佐々木哲13分40秒02 佐久長聖13分台が5人に 高校生が好記録続出/日体大NCG5000m
第317回日体大長距離競技会兼第12回NITTAIDAI Challenge Gamesが11月10日、神奈川県横浜市の同大学陸上競技場で行われ、NCG男子5000mでは佐久長聖高(長野)コンビが好走。濵口大和(3年)が高校歴代4位の13分31秒62で駆け抜け、佐々木哲(3年)が自身初の13分台となる13分40秒02をマークした。 男子5000mの高校歴代10傑をチェック! 小雨が降る中でのレース。濵口と佐々木は大学の留学生や実業団所属の外国籍ランナーと同じ組で競り合った。序盤からやや牽制し、集団のまま展開。1000mを2分42秒(記者手元)、3000mを8分11秒(同)で通過し、高校の先輩・吉岡大翔(現・順大)が2年前に打ち立てた高校記録(13分22秒99)のペースから遅れたが、濵口はラストのスプリント勝負まで先頭に食らいついた。 濵口は昨年出した自己ベスト13分38秒40を6秒78更新。佐々木はこれまでのベストが昨年出した14分03秒51だっただけに、大幅自己新となる。佐々木が13分台をマークしたことで、今季の佐久長聖は5000mの自己ベストで13分台を持つ選手が5人に。この組では、フェリックス・ムティアニ(山梨学院高2)が13分42秒54をマークしている。 この前に行われた30組では、椙山一颯(九州学院高3熊本)が自己新の13分47秒73で高校生トップ。さらに、栗村凌(学法石川高2福島)が高2歴代7位の13分48秒32、高2最高記録(13分34秒60)を持つ増子陽太(学法石川高2)が13分49秒95をマークし、篠和真(佐久長聖高3)が13分58秒00で駆け抜けた。 また、29組では吉田星(東海大札幌高1北海道)が高1歴代6位の14分02秒45でフィニッシュ。28組では三浦清史(札幌山の手高3北海道)が自己新の13分56秒97をマークしている。 ※記事を一部修正しました。
月陸編集部