景気後退の中でも高成長が期待できる銘柄の「有力指標」
落ち葉の中に隠れたマツタケのような、景気後退局面でも高成長が期待できる銘柄を探し出すためには、何を参考にすればいいのでしょうか(写真:concoro/PIXTA)
コロナ禍の混乱から経済活動が正常化に向かう中で、航空や鉄道などの輸送業界や、百貨店をはじめとした小売業界が景気の牽引役となっています。その一方で、足元の原材料・燃料価格高に端を発して物価が上昇しており、人々のモノを買う余力は落ち込み、個人消費の減速が懸念されています。 物価高は世界的に個人消費の低下を引き起こし、景気後退の観測が高まってきました。円安の恩恵があるわが国の輸出型産業にとっても、世界的な景気減速が進むと需要が減退し、輸出や海外での販売が厳しくなる可能性もあります。 今回と次回(10月16日配信予定)の本連載では、景気回復への期待はあるものの、その確信度が高くない足元のような場面での銘柄選別の方法を取り上げます。
本文:3,036文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
吉野 貴晶