「今はサイドバックでのプレイも好き」 EURO2024でも躍動したジュール・クンデのベストポジションはどこか
フランス代表での活動から心境に変化も
バルセロナでプレイするフランス代表DFジュール・クンデのベストポジションはどこなのか。これはサポーターの中でも意見が分かれるかもしれない。 昨季のクンデは全コンペティションを合わせて48試合に出場しているが、センターバックとして21試合、右サイドバックとして27試合をこなしている。昨季までチームを指揮していたシャビ・エルナンデスはクンデを右サイドバックに回すことも多かったのだが、当初クンデはこの采配に不満があると言われてきた。 ただ、クンデの思いには変化があるようだ。スペイン『as』によると、クンデは今季よりチームを指揮するハンジ・フリックが望むポジションでプレイするとコメントしている。 「監督が必要としてくれる場所でプレイするとチームには伝えてある。確かに以前はセンターバックでのプレイが好きだったが、今はサイドバックでのプレイも好きだ。代表でもその位置でプレイしたからね」 クンデはフランス代表の主力として今夏のEURO2024に参戦しているが、担当は右サイドバックだった。そこでのパフォーマンスは高い評価を得ており、大会を通してクンデの思いにも変化があったのだろう。 サイドバックとして守備の1対1には信頼できるものがあり、クンデが複数の役割を受け入れたのはフリックにとっても心強い前進と言えそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部