【GLORY】世界王座奪取&リベンジに燃える原口健飛の作戦は「ボコボコ作戦。とにかく殴り続ける」
■海外に行ったことは1回もないです(笑)
しかし、「海外に行ったことは1回もないです(笑)。パスポートを作ったのも初めて。逆に何も知らんから行けると思っているんです。アホになった方がいいかなと思って」と、なんと今回が初の海外。 「オランダに行った人に聞くと、みんな身長が高い。いい国だって話です。僕は食事に関しては気にしないタイプだし、時差もわからない。まったく時差を感じない人もいるし、分からないです。環境にすぐ慣れるタイプなので余裕だと思う」と、特に心配はしていないとした。 「日本食は一応持って行こうかなと思っていますけれど、特に好きなものはないので、白いご飯だけ持って行こうかな。環境に慣れてしまって食べないかもしれないけれど(笑)。一人で行くわけではないので不安はないです。RISEのスタッフさんも来るし、通訳もおるし、心配ない。海外に行きたかったので好きなキックボクシングで行けるのは幸せなことです」と、何も不安はない。現地には1週間前に渡るという。 ちなみにオランダで好きな選手を聞かれると「レミー・ボンヤスキーすわ。フライングニーを真似していました。僕もオランダでフライングニーをかましてきますわ」と、ボンヤスキーの名をあげた。 GLORYには回転系や飛び系などの大技を評価するという独特な採点基準があり、「そこは俺のルールじゃないですか。RISEよりも首相撲が長いところは不利もあるけれど、有利な部分を出した方が勝てると思う。今回は大技を自信を持ってやろうと思っています。過去2試合でもペッチは僕の大技に反応できていなかったけれど、僕がビビりながら蹴っていたので当たっても効かなかった。今回はしっかり蹴れたらなと思います」と、自信をもって大技を繰り出して行きたいとした。 GLORYに関しては「盛り上がっているというか、やることになって見始めたんですが65kgは強いと思いますね。キックボクシングは65kgが一番の激戦区だと思います。ペッチと同じくらい強いのがいっぱいいるから修羅の道だと思います。歴史的な勝利を持ってこられるように頑張ります」と、自分の階級はかなりレベルが高いという評価。 12月21日に千葉・幕張メッセでの開催が決定した「-65kg WORLD Tournament」(仮)の話に触れると「この試合が終わったらまずは休みたいし、自分を褒めたいです。RISE王者としてもGLORY王者としても出られると思っています」と、二冠王となって臨みたいとした。 16日の大阪大会のリング上では「日本の総大将のつもりで行く」との発言があり、「今の選手の中で、ペッチと初めて戦った僕が世界トップと最初にやったと思っているんです。その中で強い選手が負けてるし、みんなより一足先に強い人と戦っているので、他人より経験があるし、みんな負けたからこそ自分しかいないという気持ちになっていて。経験値もあるという意味で言わせてもらいました。俺なら勝てるって発言は軽はずみには出来ないですが、だからこそ日本のためにも勝ちたい気持ちがあります」と、vs.世界で日本が劣勢な今だからこそ余計に勝ちたいとの理由を述べる。 「とにかく殴り続けるのが今回のテーマ。俺はペッチの攻撃を無視しようと思います。何個か。前は全部反応してカウンターと思っていたから印象が悪かった。そこですね。ある意味、やったことがないスタイルでやる。その気持ちで戦おうと思います。組まれることは間違いないので、組まれながらも殴れるようにしています」と、今回は自分本位で戦うとする原口。 「正直最後だと思っているので、次ここに来る時はGLORYのベルトをここに持ってくるので。朝早いけれど見てください。マジで期待して欲しいです」とファンにメッセージを送った。
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