首都高パトロールがBMW Motorradのバイクを採用!通称「黄バイ」は交通違反を取り締まる?
そのほか、隊員のヘルメットにはマイクが設置してあり、スピーカーがフロントの左右に2つと、現場での広報活動をするためリアスピーカーも1つ装備しているのが特徴です。 ところで、この首都高パトロールの黄バイは、白バイのように交通違反の取り締まりをおこなうことはあるのでしょうか。
黄バイが交通違反を取り締まることはあるのか?
結論から言えば、黄バイには違反車両を取り締まる権限がないため、スピード違反などの交通違反を目撃しても追跡や摘発することはありません。ただし、トラックやトレーラーなどの大型車両の重量超過に関する指導や取り締まりをすることがあります。
また、警視庁の高速道路交通警察隊と連携して間接的に取り締まりをすることも。さらに、悪質な交通違反車両を見かけたら黄バイから警察へ出動要請を出し、交通違反車両の検挙に協力する場合もあります。 ※ ※ ※ ちなみに首都高パトロールには、黄色いボディカラーの4輪駆動車を採用した高速道路パトロールカーも活躍しています。 この黄色いパトロールカーは24時間365日体制で高速道路を巡回し、休むことなく道路の安全を見守っています。 一方の黄バイは、黄色いパトロールカーのように定期巡回はおこないません。出動するのは基本的に緊急事態が発生し、交通管制室から出動要請が出たときのみ。加えて、首都高の山手トンネルが活動の拠点となっているため、滅多にお目にかかれない超レアなバイクです。 黄バイの隊員は、定期的な自主訓練と外部研修を積み重ねて、運転技術の向上を図っています。日本一の長さを誇る山手トンネルを安全に走行できるのは、黄バイの隊員の日々の努力のおかげといえるでしょう。
Peacock Blue K.K.