「虐待された」…JYP所属グローバルガールズグループVCHAの米国人メンバー、脱退時に投稿
JYPエンターテインメントのグローバルガールズグループ、VCHA(ヴィーチャ)の米国人メンバーのKGが、所属事務所の職員からの虐待被害を主張し、チーム脱退を宣言した。今年1月に正式デビューしてから11カ月ぶりのことだ。 【写真】ガールズグループVCHAのメンバーKG KGは8日、自身のインスタグラムストーリーを通じて「特定スタッフから虐待を体験した後、JYPと契約を終了し、VCHAを離れることを決め、昨日訴訟を提起した」と明らかにした。 VCHAはJYPとユニバーサルミュージックグループ傘下のレーベルリ「パブリック・レコード」が手を握って進めたグローバルプロジェクト「A2K」として排出された6人組ガールズグループだ。今年1月にデビューした彼らは、北米初のK-POP育成システムを基盤にしたグローバルガールズグループとして注目を集めた。 KGは脱退の原因としてチームの劣悪な勤務環境などを挙げた。また「私はあるメンバーが自殺を試みさせた勤務環境と生活環境を支持しない」として「摂食障害を誘発し、メンバーを自害させる環境もやはり支持しない」と書き込んだ。同時に「強力な業務とプライバシーに対する深刻な制約にもかかわらず、給与はほとんど受け取れないまま莫大な負債を積み上げてきた」として「私が受けた待遇に対して誰かを責めるつもりはないが、これはK-POP産業に深く根付いた問題だと考える」と主張した。また5月にチームを脱退することを決め、今は契約解除を待っていると説明した。 JYPはKGの主張について、8日「内容を直接送付されたことがなく確認中」と話した。また「該当状況に対しては、代理人などを通じて意見を交わしてきたが、異見があった側面がある」として「今後の手続きに従う」と伝えた。