【MLB】アストロズ・菊池雄星が6回自責点0も移籍後初黒星 2ケタ勝利ならず 初の200奪三振はクリア
【マリナーズ8-1アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
日本時間9月26日、アストロズは本拠地ミニッツメイド・パークでのマリナーズ3連戦の最終戦を迎え、リリーフ陣が打ち込まれて1対8で敗戦。前日の試合に勝利して4年連続の地区優勝を決めたが、3連戦は1勝2敗の負け越しとなった。勝利したマリナーズはプレーオフ進出への望みをつなぎ、先発のジョージ・カービーは6回4安打1失点で14勝目(11敗)をマーク。アストロズ先発の菊池雄星は6回98球を投げて被安打4、奪三振8、与四球1、失点2(自責点0)の力投を見せるも10敗目(9勝、防御率4.05)を喫した。 【動画】アストロズの菊池雄星が8つの三振を奪う 1回裏と2回裏の先制機を生かせなかったアストロズだが、3回裏にビクター・カラティニのタイムリーで先制。しかし、6回表に菊池がエラー絡みで二死満塁のピンチを招くと、ジャスティン・ターナーに2点タイムリーを浴び、マリナーズに逆転を許した。7回表には2番手のショーン・デュビンがミッチ・ガーバーに14号ソロを浴びるなど3失点。9回表にも4番手のヘクター・ネリスがフリオ・ロドリゲスの20号2ランなどで3点を失い、1対8で敗れた。マリナーズのロドリゲスはデビューから3年連続となる「20-20」を達成。アストロズは5失策と守備が大きく乱れ、投手陣の足を引っ張った。 アストロズ移籍後、先発した9試合でチームが全勝という「不敗神話」を誇っていた菊池だが、きょうは1点リードの6回表に守備のミスからピンチを招き、逆転タイムリーを献上。自責点0ながら移籍後初黒星を喫し、2年連続2度目となる2ケタ勝利を逃した。しかし、2回表先頭のランディ・アロザレーナから空振り三振を奪い、メジャー6年目で初のシーズン200奪三振を達成。移籍後の10先発で5勝1敗、防御率2.70と期待に応える活躍を見せ、メジャー6年目のレギュラーシーズンを32先発、9勝10敗、防御率4.05、175回2/3、206奪三振という成績で終えた。