【NJKF】約3年ぶりの復帰をベストボディラウンドガールたちが華やかに彩る、宮越慶二郎vs.現王者・吉田凜汰朗
2024年9月15日(日)東京・後楽園ホール『NJKF CHALLENGER 5』の前日計量が。14日(土)都内にて13:00より行われた。 【写真】シュートボクシングとの対抗戦にもベストボディラウンドガールたちが華を添える メインイベントのNJKFスーパーファイト(64kg契約)で対戦する、NJKFスーパーライト級王者・吉田凜汰朗(VERTEX)は63.90kg、元NJKFライト級王者・宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)は63.55kgで計量をパスし、あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。 計量後の会見で吉田は「明日はこの試合に全ての気持ちをぶつけるだけです。皆さんのおかげで計量もクリアできたので、明日はそれを出すべき時間です。宮越選手、明日久々の試合だと思うんですけど、一番大事な気持ちの仕上がりはどんな感じですか? 明日は自分の気持ちが圧倒的に上だということを証明します」と自信に満ちたコメント。 一方、2021年7月の初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定戦で鈴木千裕にKOで敗れて以降、戦線を離れ3年ぶりに復帰を果たす宮越は「鈴木千裕に負けた時に引退しようと思っていました。試合から離れていた間も格闘技をやっていて、また(試合で)やってみたいこともあったので、自分探しをするためにまた試合したいと思いました」と復帰の理由を語る。 試合に向けては「試合が決まってから、もうどこにも遊びに行かず、朝から走って練習して、すぐ寝て、また早く起きる。遊びに行くとか、そんなのは頭になく、相手のことしか考えていませんでした。そうやって全てをキックボクシングに注ぎ込んだ夏でした。明日は全部を出し切るつもりで行きます。そうすればファンの皆さんも満足していただけると思うので、明日は最高のエンターテイメントを届けようと思います。俺が気持ちよく最後を絞め括って、この興行を最高のイベントにしたいと思っています」と意気込む。 これを受けて、吉田は「明日は宮越選手じゃなくて、自分が最後にしっかり締めます。そしてお客様を最高な気持ちで帰らせます。試合から離れていた宮越選手のことは対戦相手としか見ていないので、自分がとどめを差すべきだと思います」と完全に仕留めると宣言した。 また、第9試合のNJKFvsSB対抗戦のウェルター級戦(66.60kg)で対戦するNJKFウェルター級王者・亜維二(新興ムエタイジム)は66.55kg、SB日本ウェルター級王者・奥山貴大(SPORTS/GSB)は66.50kgで計量をクリアー。 前回の会見では武田幸三プロデューサーから「自分がNJKFの看板を全部背負っているの分かってる?」「これで負けたらSBさんの方が強いってなるわけよ。それ分かってる?」といった公開説教を受けた亜維二は「対抗戦にかける気持ちは正直変わりました。前回の会見の時はまだ気持ちが入ってなかったというか、まだ試合という気持ちがなかったので、あの会見で武田選手に本当に気持ちを入れてもらいました。今回の試合も負けれないものだなと感じました」と気合いが入ったという。 試合に向けては「NJKFの王者になってから日本での初めての試合なんですけど、僕はNJKFを背負ってるチャンピオンですし、これからもっと強い選手と戦っていかなきゃいけないので、今回は絶対に負けてはいけないし、まだここで止まってられないので、今回はしっかりいい勝ち方をします。特に自分の方が身長もあるし、リーチもあるので、自分のいいところを使って相手に何もさせず圧勝で終わりたい」と圧勝予告。 対する奥山は「明日はSBのチャンピオンとしてシュートボクサーの強さを見せられるような試合にしようと思います。向き合ってみて、相手は調子良さそうないい顔をしていたのですが、自分もむちゃくちゃ調子良いので、明日は楽しみ。シュートボクサーは強いんだぞっていうのをNJKFファンの皆さんに見せられたら、と思ってます」とSBの強さを見せたいという。 今回はキャリア初のヒジ打ちありルールに挑むことになるが、「ヒジありルールに関しては、そんなに意識はしていないです。チャンスがあれば自分のヒジ打ちもあるかもしれないです」と自信を見せた。 そして、第8試合、NJKFvsSB対抗戦の64kg契約で対戦する元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(E.S.G)は63.65kg、SBライト級2位・基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)は64.0kgで計量をパス。 相手の印象を聞かれた健太は「若いなと。あれから2カ月くらいしても変わらず若いなって感じです」という。基山から「前に見た時は健太選手は顔がイカついと言ったんですけど、男前というよりも爽やかなイケメンになっていたので、ビックリしました。健太選手の身体の仕上がりも見て、震えが止まらないくらいビビっています」と褒められると、健太は「いつも水抜きするんですけど、筋肉に水分があるんですね。あんまり筋量がない人は水抜きできないんです。だけど、僕は水抜きして、いつも思うんですけど、顔から汗がすげー出るんですよ。いかにいつもむくんだ顔してるか。今はめちゃくちゃいい感じです」と好調をアピール。 これを受けて、基山は「そんな人と明日戦えるのが、めちゃくちゃ嬉しいです。絶対勝ちます」と勝利を予告した。 第7試合のNJKFフライ級(50.80kg)王座決定戦で対戦する同級1位・谷津晴之(新興ムエタイジム)は50.65kg、同級2位・西田光汰(西田キックボクシングジム)は50.65kgで計量クリアー。 谷津は「明日は絶対に勝ってジムにベルトを持って帰ります。絶対に勝ちます。西田選手は気持ちが強い選手なので、そう簡単には倒れてくれないと思いますが、そういう選手を倒して勝ったら自分も自信がつくと思うので、倒して勝ちたいと思います」とKO予告。対する西田は「明日は一度負けている谷津選手が相手なので、絶対に僕が倒してベルトを巻きます。自分の親父と一緒にマンツーマンでトレーニングしたり、OISHI-GYMや大和ジムに出稽古に行き、多くの人にサポートしてもらいながら一緒に練習したので、その人たちの期待も全部背負って明日は勝ちに行きます」とリベンジ&戴冠を宣言している。 最後に、武田Pは「僕はプロモーターとして突っ走っているところがあるんですけど、まだまだ自分も成長段階でプロモーターとしても成長段階ではありますが、本気で日本のトップの立ち技の団体になることを目指しています。それに選手もぜひ付いてきてほしい。僕らの職業はリングで証明するしかない。お客様に満足してもらって、食っていくのが商売だから。会見でどれだけ盛り上げても、リングがつまんなかったら後が続かない。プロとして、自分をアピールをしてお客さんを呼んでリングで結果を出していくのが僕らの職業だと思うので、それをしっかりもう一回確認してもらいたい」と選手陣に熱いメッセージを送った。その他の選手の計量結果は以下の通り。 ▼第6試合 NJKF 59kg契約 3分3R 新人(E.S.G/元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)58.70kg 麻太郎(健心塾)59.0kg ▼第5試合 交流戦 フライ級 3分3R 永井雷智 (VALLELY)50.80kg 藤原将裕 (マイウェイスピリッツジム)50.45kg ▼第4試合 NJKF 58㎏契約 3分3R 和斗 (大和ジム)57.95kg 蹴橙 (クローバージム)57.85kg ▼第3試合 NJKFスーパーウェルター級 3分3R 風成 (エスジム)69.40kg 須藤雅人 (OGUNI-GYM)69.55kg ▼第2試合 NJKFフライ級 3分3R 手塚瑠唯 (VERTEX)50.55kg 植田琥斗 (E.S.G)48.95kg ▼第1試合 ミネルヴァ フライ級 2分3R 芳美 (OGUNI-GYM/ミネルヴァ スーパーフライ級9位)50.40kg 堀田優月 (闘神塾)50.30kg
ゴング格闘技
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