【40歳代】貯蓄100万円未満の世帯は日本に何割か?貯蓄平均はいくらかもチェック
新NISAが今年から始まり、「今年こそは貯蓄しよう」また、「みんながどれくらい貯蓄しているのか気になる」という方もいるのではないでしょうか。 【円グラフ】40歳代・二人以上世帯の「貯蓄分布」と平均・中央値はいくら?(出所:金融広報中央委員会など) お金事情はなかなか話しにくいものですが、他の人がどのくらい貯蓄できているのか気になりますよね。貯蓄計画の目安として、同年代の貯蓄額が参考になります。 今回は金融広報中央委員会の資料から、40歳代・二人以上世帯の貯蓄額を探ります。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【40歳代・二人以上世帯】貯蓄100万円未満は何パーセントか
40歳代・二人以上世帯で「貯蓄100万円未満」の人はどれくらいいるのでしょうか。 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」より、40歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。 ●【40歳代・二人以上世帯】の貯蓄100万円未満の割合 ・37.2% ●【40歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値 ・平均:825万円 ・中央値:250万円 貯蓄100万円未満は約1割。
【40歳代・二人以上世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか
次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。 ●【40歳代・二人以上世帯】の貯蓄100万円未満の割合 ・15.1% ●【40歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値 ・平均:1132万円 ・中央値:500万円 平均は1000万円を超え、中央値は500万円を超えました。
2024年から新NISA開始!貯蓄の方法を考える
これまで40歳代・二人以上世帯の「貯蓄100万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。 貯蓄を確実にするには、「先取り貯金」という手法が有効です。毎月の収入から一定額を先に貯めるこの方法は、さまざまな形で実践できます。 預金だけでなく、積立投資もその一つです。 2024年からは、NISA制度も新しく生まれ変わりました。 新NISAを活用して、積立投資を始めることも選択肢の一つです。ただし、資産運用にはリスクが伴うことには注意が必要です。 自身や家庭に合った貯蓄方法を検討してみましょう。 ●【ご参考】40歳代・二人以上世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む) ・金融資産非保有:26.1% ・100万円未満:11.1% ・100~200万円未満:7.2% ・200~300万円未満:5.4% ・300~400万円未満:5.5% ・400~500万円未満:4.2% ・500~700万円未満:7.9% ・700~1000万円未満:7.3% ・1000~1500万円未満:7.4% ・1500~2000万円未満:3.8% ・2000~3000万円未満:5.2% ・3000万円以上:4.9%
参考資料
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」 ・金融庁「新しいNISA」
齊藤 慧