【バレー】女子日本代表、五輪出場決まっていた! ランキング再計算で判明 真鍋監督「安堵」
日本バレーボール協会(JVA)は14日、「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会」に出場中の女子日本代表の、パリ五輪出場権獲得が事実上確定したと発表した。 【イラスト】バレー女子世界ランキング 日本は、勝てばパリ切符獲得が決まった13日カナダ戦で敗戦。しかし、その後行われた香港大会での世界ランキング11位ドミニカ共和国と同1位トルコ戦(トルコが3-1で勝利)終了後に同ランキングが再計算され、日本は2試合を残して出場権獲得圏内に入ることが判明した。 真鍋政義監督(60)は、JVAを通じ「2年半前に日本代表監督に再就任し、オリンピックの出場権を獲得することが一番の目標だったので、まずは目標をクリアして安堵(あんど)している。出場権獲得までの3年間は長かった。昨年(のパリ五輪予選は)悔しい試合で出場権をとることができなかったので、今年のVNLに懸けていた。選手やスタッフには感謝している」などとコメント。 主将の古賀紗理那(28)も「昨日はカナダに負けてしまったが、オリンピックの出場権獲得がVNLでの目標だったので、素直にうれしい。パリオリンピックは厳しい戦いになると思うが、チーム全員で戦うことができるようにいい準備をしていきたい」と喜びのコメントを寄せた。 パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12で、ネーションズリーグ(VNL)開幕前に7枠が決定済み。残り5枠は、VNL予選R終了時(6月17日)の世界ランキングで決まる。日本は(1)アジア&オセアニア最上位、または(2)出場権未獲得国の中でアフリカ勢トップを除いた上位3カ国に入ることが条件だったが、この世界ランキングの指標となるポイント数(14日時点で322.94ポイント)で、残り2試合に敗れても(1)(2)いずれかに入る条件を満たした。 日本は6大会連続14度目の五輪出場。パリでは1次リーグ敗退した21年の東京五輪の雪辱を目指す。