「オオタニを待ち焦がれてるよ」捕手スミスが熱烈に…大谷翔平とドジャース戦友の“加入前”から幸せな関係「エドマンはみんなに愛される」
スミスがエンゼルス大谷に熱視線を送った日
<名言2> 僕は彼(大谷)を待ち焦がれているよ。 (ウィル・スミス/NumberWeb 2023年7月15日配信) https://number.bunshun.jp/articles/-/858097 ◇解説◇ キャッチャーは日米問わず、盗塁阻止にピッチャーとの意思疎通、フレーミングなど、ディフェンス面が重要視されるポジションである。それだけに打力でも貢献できる「打てる捕手」の価値は非常に高い。その1人がスミスである。 あの有名歌手・俳優と“同姓同名”ということが真っ先に頭に浮かぶが……スミスは2016年のドラフトで1巡目(全体32位)指名され、ドジャースの未来を背負って立つことを期待された。3年間のマイナー生活を経て2019年にメジャー初出場を飾ると、2020年の短縮シーズンでワールドシリーズ制覇を経験するなどして正捕手の座を手に入れた。 そして直近4シーズンではレギュラーシーズンで20本前後の本塁打を放つ長打力を発揮し、2024年3月には10年総額1億4000万ドル、当時のレートで約210億円もの長期契約を結んだ。10年7億ドル(約1015億円)の大谷、12年3億2500万ドル(約462億2800万円)の山本由伸とともに豊富な資金力をベースに着々と強化を図るドジャースを象徴する1人だと言えるだろう。 今シーズンのスミスは後半戦に不調期間が続いたものの、7月5日のブルワーズ戦では1試合3ホームランを放ち、メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦でも、3回にエドマンに続いて2ランを放ち、ドジャースに大きく流れを引き寄せたのは記憶に新しい。 そんなスミスが大谷に熱視線を送っていたのは、2023年のことだった。 当時大谷はエンゼルスに所属していたが……ドジャースを取材した笹田幸嗣記者に対して、こんな風に答えていたという。 「95%うちに来るんでしょ? 彼には是非ドジャースに来て欲しい。ワールドシリーズ制覇に貢献して欲しい」
「来年、彼の球を受けたいね」
ちなみに……この時点で大谷は投手としてもプレーしていた。そのため、キャッチャーのスミスはこうも口にしている。 「来年、彼の球を受けたいね」 その後、大谷は右ひじを手術。2024年は投手として全休し、打者専念となった。ドジャースの強力打線を形成するスミスとしてみれば、トップバッターに立つ大谷の姿は頼もしく見えただろうが……2025年は、誰よりも間近で「投手・大谷」の力を実感できるシーズンとなるはずである。 〈大谷翔平とドジャース特集:つづく〉
(「スポーツ名言セレクション」NumberWeb編集部 = 文)
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