中日・柳裕也、「全部を来年につなげられるように」来季復活へとことん己と向き合い「最後まで泥くさくやります」
中日の柳裕也投手(30)が8日、秋季沖縄キャンプ組の最年長選手として現地入りした。井上一樹監督から”再”強化指定選手に据えられている右腕は、「年齢やキャリアは関係なく、最後まで泥くさくやります」と南国の地からの奮起を誓った。 何のために沖縄に行くのか―。「今年成績が良くなかったなかで、若い選手に交じって選んでいただいた」と柳。今季は4勝5敗。4年連続の規定投球回に到達することはできなかった。秋をどう過ごすか。指揮官は「若手と同じ全部のメニューをこなすぐらいの気構えがないと復活なんかできないよ、という話をしたときに『行かせていただきます』と。決意を感じた」と選抜理由を語っていた。右腕も「若い選手の気持ちをさらに上回って頑張っていきたいです」と呼応した。 2年ぶりとなる沖縄での秋季キャンプ。まずは自身のやるべきことに集中する。「全部を来年につなげられるようにしたい。後輩がたくさんいる。見られているという気持ちも忘れないようにします」。30歳が泥くさく、とことん己に向き合う。
中日スポーツ