拳をフルスイングさせ殴り合うカウアン（左）とこめお（右）

　6月2日に東京・アリーナ立川立飛で開催された格闘技イベント『Breaking Down 12』のライト級キックルールのワンマッチにて、こめおに勝利した元ジャニーズのカウアン・オカモトが、試合後インタビューで衝撃告白。バチバチの激闘で会場を沸かしたが「指が折れて痛い、こめおも前歯が折れて…」と明かした。 【フォト】指が折れ、歯が骨折！カウアンとこめおの激闘シーン 　カウアンは大きな話題を集めたジャニー喜多川元社長の性加害を告発した元ジャニーズJr.。ブラジルの伝統的武術「カポエイラ」の経験があり、今年3月にBDへ初出場すると、そのデビュー戦でむらけんからKO勝利を収めた。 　相手は昨年8月の第8回大会以来、試合をしてなかったこめお。前日計量＆会見では、カウアンがいきなり不意打ちにビンタをこめおに食らわすなど2人の遺恨がさらに高まった。 　試合は、こめおがゴング＆ダッシュで勢いをつけるも、徐々にカウアンが反撃。得意の蹴りだけでなくパンチをヒットさせ、こめおと互角の勝負をする。本戦では決着がつかず、延長R、スタミナ切れで失速するこめおに対し、カウアンのカウンターが入るなど、カウアンが勝利した。 　カウアンは試合後のインタビューで「指が折れているんで痛い。でも、こめおも途中で前歯折れちゃってて。マウスピースがはめれないとなったが、はめ直して」と激闘だったことを明かし、「流石はブレイキングダウンで夢を掴んだ男」とこめおを称賛。続けて「結構、（自分のパンチが）思いっきり入ったけど、（こめおは）倒れなかった。でも、オレも（頭にパンチを）めっちゃ食らったけど、気持ちで最後、お互い殴りあえた」と、戦いに満足した様子だった。 　カウアンは今後の展望について、「オレの夢はブレイキングダウンの国別対抗戦でブラジルからヤバい奴を連れてくるというのがあって」と、選手としてだけでなく、企画・運営にも興味がある様だ。