米バイデン大統領 シリア情勢「より良い未来を築くための歴史的チャンス」
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アメリカのバイデン大統領は中東シリアでアサド政権が崩壊したことについて「より良い未来のための歴史的チャンスだ」とし、情勢の安定化に向けて支援する考えを示しました。 バイデン大統領 「長年、苦しめられてきたシリアの人々にとって、誇り高い祖国のより良い未来を築くための歴史的チャンスの瞬間を迎えている」 バイデン大統領はまた、「確実とは言えないまでも、より安全で豊かな中東を実現する機会でもある」と強調し、シリアの復興や新たな政権樹立に向けて支援する考えを示しました。 その一方で、新たな勢力の台頭などを念頭に「リスクと不確実性が増す瞬間でもある」とも述べ、権力の空白期間にシリアの近隣諸国に脅威が生じないよう支援すると強調しています。 アメリカ中央軍は早速、シリア中部で過激派組織「イスラム国」の拠点75カ所以上を空爆したと発表しました。 「イスラム国」が混乱に乗じて活動を強化するのを防ぐ目的だと説明しています。
テレビ朝日