茨城県警が視閲式 会場を国営ひたちなか海浜公園へ変更、県民ら1000人来場
茨城県警の念頭行事の視閲式が10日、同県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園西駐車場で行われた。今年はより多くの県民に公開しようと、従来の県警察学校(茨城町)から広い会場へ変更。来賓や一般来場者約1千人が式典を見守った。 【写真】訓練で遺留物のハンカチを探し当てた嘱託警察犬 視閲式には警察官201人とパトカーなどの警察車両24台が参加。力強い行進を披露した。各部隊を巡閲した滝沢幹滋本部長は「諸君をはじめ、すべての警察職員とともに今年1年、茨城の地にご縁のあるすべての方々の安全・安心のために全力を尽くすことをお誓い申し上げる」と訓示を締めくくった。 来賓の大井川和彦知事は「活力があり、県民が日本一幸せな県の実現へ向けて、犯罪や事故のない社会づくりはもっとも基本的で重要な課題だ。県警のみなさんへの期待は大変大きなものがある」などと警察官らを激励した。 続いて、白バイ隊員の操輪訓練や各部隊の行進などが披露され、来場者から拍手を送られた。また、視閲式終了後は、国営ひたち海浜公園内の別会場で警察業務の体験・展示ブースが設けられ、約670人が来場。パトカーや白バイの展示、嘱託警察犬の訓練の公開などが人気を集めていた。