スビメンディが“ソシエダ愛”で残留決断 リバプールのオファーを断る
スペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)がレアル・ソシエダ残留を決めたようだ。 ソシエダのアカデミー出身で、ここまでワンクラブマンの道を歩むスビメンディ。2021年にデビューの代表でも先のユーロ2024に出場したように地位を築くなか、配球力、守備力ともにピカイチの中盤としてビッグクラブの関心を集め、この夏も人気を博す。 今夏の当初はアーセナルの関心が取り沙汰されたが、最近では遠藤航がいるものの、アルネ・スロット新監督のもとで新たに守備的MFを探るリバプールが名乗り。ソシエダとの契約にある6000万ユーロ(約96億4000万円)の解除条項を行使するといわれる。 スビメンディ本人もこの移籍に心が傾くとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者の続報によると、リバプールからのオファーを拒否。以前にバイエルン、アーセナルからの打診を断っており、リバプールもそれに続いた格好という。 一方で、ソシエダに対しては“無条件の愛着”。この夏の残留を決断し、クラブが慰留に向けて用意しているとされる新契約に前向きな模様だ。ソシエダからの新契約はリバプールの提示額よりもはるかに低いが、慣れ親しむクラブへの愛着がまさったようだ。 リバプールからすれば、いまだ今夏補強ゼロというなかの空振りに。ソシエダからすると、アトレティコ・マドリー移籍のロビン・ル・ノルマンに続いて、ミケル・メリーノがアーセナル行きに近づくとされるが、さらなる主力の流失阻止となる。
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