【K-1】主催者預かりとなっていたシナ・カリミアンvs.クラウディオ・イストラテの結果は「無効試合」
2024年10月5日(土)エディオンアリーナ大阪で開催された『K-1 WORLD GP 2024』の第16試合「K-1 WORLD GP 2024無差別級アジア予選」3分3R延長1Rで対戦した、シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)とクラウディオ・イストラテ(ルーマニア)の裁定結果が発表された。 【写真】動かなくなったカリミアンは担架で運ばれていった 試合はは1R、イストラテの左フックがカリミアンのアゴを打ち抜きダウンを奪う。立ち上がったカリミアンはクリンチで逃げるも、抱き合ったままイストラテは右の拳で後頭部をバウンドするように叩いてしまう。後頭部を押さえて倒れ込むカリミアン。後頭部へのパンチは反則となるため、試合がストップし回復を待つも、カリミアンが立ち上がれない。結局、試合は続行不能となり、主催者預かりとなっていた。 審判団の検証結果は「カリミアンが倒れた要因は、イストラテのグローブがカリミアンの後頭部にヒットしたことだが、これはカリミアンの組み付きに対して、それを振りほどこうとした流れによるもので、故意の攻撃ではないと判断した。 これは、例えば偶発性のローブローを受けた選手が試合続行不可能となるケースと同等のものとする。その上で、第1ラウンド途中で試合がストップされたため、「K-1公式ルール」第7条【試合決着】第5項に則り、この試合の結果をノーコンテストとする」という結果に。 そして 試合がストップされた時点までの攻防を検証した結果、イストラテが優勢と判断。この試合は「K-1 WORLD GP 2024無差別級アジア予選」として行われたため、12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント』へはイストラテが進出することとなった。
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