那須川天心がWBOアジア王座に挑戦決定!中谷潤人、井上拓真、田中恒成ら7大世界タイトル戦も発表
10月13日(日)、14日(月・祝)に開催される『Prime Video Boxing 10』有明アリーナの会見が都内にて行われ[WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦]として、同級1位の那須川天心(26=帝拳)が同級2位のジェルウィン・アシロ(23=フィリピン)と対戦することが、22日、都内会見にて発表された。 【フォト】那須川のこの会見の模様と、7大タイトル戦対戦カード! 前戦7月に世界4位のジョナサン・ロドリゲスに3回KO勝ちを収め、WBA2位、WBC3位の世界ランキングを持つ那須川。世界戦の前に地域タイトルと語っていたが、早くも実現した。 那須川は「日本では世界取る前に地域タイトルは必要とのことなので。これは通過点。以前は那須川天心の強さを見せたので、それを引き続き出して行きたい」とし「前回KOを狙いきったわけではないが、流れの中で倒すことが重要。今回もそれができたら」と圧倒を予感させた。 対戦相手は9戦(4KO)無敗のアシロ。天心はさらに進化しているようで今回も圧倒するか期待だ。 那須川はキックの神童とも言われKOを連発。RISE世界王者になり22年の7月に東京ドームで武尊と対戦し、パンチでダウンを含める判定勝利。この試合でキックを引退し、昨年4月にプロボクシングデビュー。現在まで4戦(2KO)無敗。当てさせない間合いと的確にヒットさせる高速パンチにパワーも伴い、2連続KO中と好調だ。 那須川はこれから試合に向け、「前回から試合期間が短いので、試合2週間前のトレーニングで自分のスタイルがわかり試合に出せた。そのマインドで試合で出したい。来週から走り込み合宿、雨が降らないよう祈りたい」と今後も追い込んでいくとした。 なおこの大会は10月13日、14日と、2日間にわたって行われ、13日は井上拓真、寺地拳四朗、ユーリ阿久井政悟、岩田翔吉、14日は中谷潤人、田中恒成、アンソニー・オラスクアガの7つの世界戦と那須川の地域タイトルと大イベントになる。