“マット塗装”が精悍なトヨタ「クラウン・セダン」初公開! 専売店開業と同時に発表された“ステルスカラー”が迫力の特別仕様車とは
都心初の「クラウン」専門店をお披露目! 特別仕様車も同時発表
トヨタ自動車は2025年1月7日、都内初となる「クラウン」専門店「THE CROWN東京虎ノ門」のオープニングセレモニーを開催。 【画像】「えっ!…」マット塗装がド迫力! これが「クラウン」専売店でしか買えない「クラウン・セダン」の特別仕様車です(25枚) サプライズとして、「THE CROWN」店の専売モデルである特別仕様車第3弾として、「クラウン・セダン ザ リミテッド マットメタル(THE LIMITED-MATTE METAL)」を初公開しました。
2022年7月に発表された現行の16代目「クラウン」シリーズは、代々受け継がれてきた“革新と挑戦”をテーマに、現代に求められる「クラウン」とは何かを見つめ直し、モデルラインナップを刷新。 その結果、従来モデルがセダンのみのラインナップであったのに対し、リフトアップセダンの「クラウン・クロスオーバー」、「クラウン・スポーツ」と「クラウン・エステート」というふたつのSUV、そして定番である「クラウン・セダン」の4タイプを展開し、大きな話題となりました。 そんな新しい「クラウン」シリーズの世界観をより深く知ることのできる専門店が「THE CROWN」です。 2023年10月の横浜都築店と福岡天神店を皮切りに、千葉中央店、愛知高辻店と規模を拡大。そして、5店舗目と6店舗目となる新たな店舗として、2025年1月7日に東京虎ノ門店と大阪千里店を同日オープンしました。 実は1月7日は「クラウン」にとって特別な日。なんと70年前の1955年1月7日に、東京・虎ノ門で初代「クラウン」の発表会が開催されたのだそうです。東京虎ノ門店と大阪千里店の開業は、あえて「クラウン」にとって記念すべき日を選んだといいます。 「THE CROWN虎ノ門店」のオープニングセレモニーには、現行「クラウン」のチーフエンジニアである清水竜太郎さんとチーフデザイナーである宮﨑満則さんに加えて、モデルや実業家として活躍するマギーさんと、日本代表として大活躍した元プロサッカー選手の中澤佑二さんがゲストとして招かれました。 ●ブラック基調の内外装が精悍な特別仕様車を差プライス発表 そんなオープニングセレモニーでサプライズ公開されたのが、「THE CROWN」店の専売モデルである特別仕様車の第3弾となる「クラウン・セダン ザ リミテッド マットメタル」です。 「クラウン・セダン ザ リミテッド マットメタル」は、専用色である“マットメタル”のボディカラーにマットブラックのアルミホイールを組み合わせたエクステリアや、ブラック基調の専用インテリアを与えた精悍さが魅力的なモデル。 インテリアは、セダンらしい快適性の高いコンフォートシート仕様としながら、ブラック基調のダッシュボードにウォームサテンシルバーの加飾を追加したほか、ディンプル加工を施した本革シフトノブやディンプル加工のステアリングホイールなど専用装備をプラスしています。 また新たな取り組みとして、ドアトリムに採用するウッドパネルをブラック化しているのもポイント。パワートレインはベース車同様、2.5リッターのハイブリッドと燃料電池車から選択可能とのことですが、価格などの詳細については現時点では明らかにされていません。 「ザ リミテッド マットメタル」は、「クラウン・クロスオーバー」と「クラウン・スポーツ」ですでに展開されていますが、いずれも好評とのこと。 通常、質感の維持に気をつかう必要のあるマット塗装でありながら、トヨタ独自の専用コーティングを施すことで、洗車機で洗っても大丈夫という手軽さが好評を博しているそうです。 また、マット塗装によって車両の陰影がはっきりするため、現行「クラウン」シリーズのスタリングがよりシャープに感じられるとの声も。特に輸入車ユーザーから好評で、乗り換えや買い増しなど新規顧客の獲得にもつながっているようです。 * * * 都心初の専門店「THE CROWN虎ノ門」のオープニングに合わせて初公開された「クラウン・セダン ザ リミテッド マットメタル」。その精悍な内外装は、「クラウン」人気をより確固たるものにすることでしょう。
大音安弘