「仕事を引き継げる人がいない」県内男性の育休取得率は28.5% 2週間未満が半数占める
南海放送
「仕事を引き継げる人がいない」愛媛県内の男性育休に関する調査結果がまとまりました。 いよぎん地域経済研究センター 矢野一成社長: 「男性育休の取得推進に関して、社員の希望と企業の考えや取り組み内容にミスマッチが生じております」 いよぎん地域経済研究センターは、県内企業279社と県内で働く男女500人を対象にアンケートを実施。その結果、育休を阻害する要因について、従業員、企業ともに「人手不足」が最多となりました。 また、4割近い従業員が「経営トップによる育休推進のメッセージ発信」を希望する一方、実施している企業は1割にとどまっているということです。 矢野社長: 「一歩でも前へ進んでいく企業側の取り組みが必要なんじゃないかなと」 県の調査によると、県内企業などで働く男性の昨年度の育休取得率は28.5%と2年前と比べて倍増しましたが、期間は2週間未満がおよそ半数を占めています。