YURA（右）はLARGE HIGH（左）と対決

　6月2日（日）東京・アリーナ立川立飛で開催される朝倉未来の1分間大会『BreakingDown12』の前日計量＆会見が1日（土）都内にて行われ、今大会初となる［ライト級トーナメント］準々決勝に参戦する優勝候補のYURA、外枦保尋斗ら8選手が全員パスした。 　フェイスオフではYURAは喧嘩自慢のラッパーLARGE HIGHに突き飛ばされ、笑顔でグッドマーク「大丈夫です」と余裕を見せた。 【フォト】YURAが喧嘩自慢ラッパーに突き飛ばされる！8人の計量の様子 　18試合から21試合目には［ライト級トーナメント準々決勝］4試合が行われ、YURAや外枦保尋斗、日韓対抗戦でYURAに勝利したミスター・ホンデら8人が参戦する。 　今回は準々決勝のみで、準決勝・決勝は次回以降開催される。 　21試合前の準決勝4では、キック13戦無敗でRISEミドル級ランカーでもあるYURAと、強打のLARGE HIGHが対決。 　計量後のファイティングポーズを指示されるも、両者ともに近づき早くもフェイスオフに。LARGE HIGHが腕で小突きYURAを下がらせ、何事か挑発する。しかしYURAは「大丈夫です、明日で」と笑顔でグッドポーズを示して見せた。 　会見でもLARGE HIGHは「笑っとるし、ほんまこいつナメとんのか、お前の思い通りにさせへんぞ。喧嘩とかしたことないやろ、教えたるわ、覚悟しとけ。殺します」と物騒な煽り。 　対してYURAは「喧嘩は一度もしたことなくて、煽られると怖いですけど」とまたも笑顔で「格闘技なら誰にも負けない、明日は気持ち良いKOを見てください」と最後まで余裕な態度を崩さなかった。 　また準決勝1は、薬物依存となった実の母親を通報したという壮絶な過去を持つ外枦保と、アウトサイダー無敗のたつとの対決。 　たつはフェイスオフからガンをつけまくり、マイクで「外枦保君の横に座ったのは、勝つ自信があったから。明日はどうやってぶっ倒すか楽しみに」と挑発。 　さらに「母ちゃんのおっぱいでも吸ってろ」と煽ると外枦保は「オーディションでも親孝行頑張っとけとか言ってたけど、親孝行したくても親に会えねえやつなんていっぱいいるんだよ」とキレ気味に返しバチバチだ。 　準決勝2では、元プロボクシング東洋太平洋バンタム級王者・山本隆寛と、アウトサイダー出身の秀虎の対決。秀虎はかなり絞ってきたのか、バキバキの肉体が目をひく。山本が「打ち合いお願いします」とコメントすると、秀虎は手のひらを返し「こうなることを期待して」と番狂わせを示唆する。 　準決勝3では才賀紀左衛門の弟子だというNAOと、韓国の元キック世界王者ミスター・ホンデが対決。NAOが「ホンデ選手は優しそうな顔してるんで、顔面をボコボコにするのが心苦しい」とコメントすると、ホンデはにっこり笑い「顔をあまり殴られないよう頑張っていきたいと思います」と強者の余裕で返した。