「これは私が子どもの頃に自作したゲームボーイです」…海外でもやっぱりあった、ゲーム機を手に入れられなかった子どもの発想力溢れる「自作ゲーム」たち
海外掲示板Redditにて、「私の子どもの頃に作ったゲームボーイ」という紙製ゲームボーイが注目を集めています。 【画像全2枚】
想像力をフル活用し、手に入らないゲームを何とか再現しようとした子どもたちの努力
Redditに投稿された「紙製ゲームボーイ」は画面部分にさまざまな紙を挟み込んで表示する形式で、色鉛筆で細かく塗られた横長のステージを描いた紙を挟み込むと、紙をスクロールさせることによりステージのスクロールも再現できるという優れもの。投稿者は多数の独自ステージを描いた紙も一緒に投稿しており、「こんなゲームを遊びたかった!」という子ども時代の想像力が見事に発揮されています。
掲示板上では「私も似たようなことをしたけれど、ここまで洗練されてはいなかった」「僕もSFCを作ろうとしたけれど、1画面作るのがとても大変だったよ」「私も紙でステージデザインをしたが、先生に見つかって破り捨てられてしまった」といった思い出を語る声や、「DOOMは動きますか?」「大変だ!任天堂法務部が来るぞ!」といったジョークも多数見受けられました。
筆者も小学生の頃に鉛筆の各面に1~6の目を彫ってサイコロ代わりにし、テーブルトークRPG的なもの(というにはあまりにも単純だし、筆者は当時TRPGの存在を知らなかった)のルールを自作して友達と遊んだり、ノートに1~6の出目に対応した効果を書いた「自作バトルえんぴつ」で友達と戦ったりしていました(最終的に友達間でインフレしまくってゲームにならなくなるのがお約束)。
近年でも小学生の作った冒険ノートを再現したというギミック満載のゲーム『RPGタイム!~ライトの伝説~』が人気を博したように、自由な小学生の発想は大人をもノスタルジーに浸らせる、あるいはその想像力に驚嘆することもあるのかもしれません。
読者の皆様も子どもの頃にこんな自作ハードを作った、こんな自作ゲームを作った……などの経験はありますか?是非ともコメント欄でお伝えください。
Game*Spark ずんこ。
【関連記事】
- 全年齢向け『Horizon』はどんな表現に?子どもから大人まで安心して遊べる『LEGO ホライゾン アドベンチャー』開発者独占インタビュー
- もし子どもが、「将来プロゲーマーを目指す」と言ったら? “守り”から“攻め”に変わりつつある親の応援
- 家族とライブラリ共有しよう!Steam「ファミリーシェアリング」機能がベータ版で刷新、ゲームを借りていても同時起動が可能に
- ドイツといえば職業シム!子どもたちも『Police Simulator』や『ファーミングシミュレーター』で楽しんでいたシム系ブースレポ【gamescom 2023】
- HD-2D版『ドラゴンクエストIII』ではバシルーラを使われても走って戻ってくる!?時代に合わせた難易度調整の一環か