最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング48位。最高の1年! 新スタ大盛況で悲願の昇格
2024シーズンの明治安田リーグは全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で紹介する。
48位:FC今治 本拠地:アシックス里山スタジアム 収容可能人数:5,316人 平均入場者数:3,786人 49位にランクインしたFC今治は、今季J3リーグを2位で終え悲願のJ2昇格を果たした。 今治は2023年1月に新スタジアム「今治里山スタジアム」(その後、「アシックス里山スタジアム」に名称変更)を完成させた。観客席からピッチまでの距離が近いサッカー専用スタジアムで、試合の開催日以外でもスタジアム周辺のさまざまな施設で娯楽が楽しめる、今治市の人々にとっての憩いの場となっている。 そんな新スタジアムの完成を機に、今治の選手たちは躍動している。新スタジアムで迎える初年度となった昨シーズンはリーグ戦を4位で終え、あと一歩でJ2昇格というところだった。そして今シーズンはリーグ戦を2位で終え、来季はJ2の舞台に挑戦することになる。 今季最多の動員数を記録したのはリーグ最終節のテゲバジャーロ宮城戦で、5,078人の観客が集まり、J3で戦う最後の試合を見守った。試合は1-0で今治が勝利し、来季のJ2の舞台へ弾みをつける試合となった。 昨季と今季の平均入場者数はほぼ横ばいだったが、カテゴリーが1つ上がることでファン・サポーターからの注目度も高まることが予想される。来季はもっと多くの観客に勝利を届けることができるのか注目したい。
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