機内でCAを「口説いてはいけない」理由を現役CAが解説!連絡先を交換するベストなタイミングとは?
華やかなメイクや制服、そして凛とした立ち振る舞いで、客室乗務員はしばしば賞賛のまなざしを集める。そのため、乗客が乗務員に言い寄ることも珍しくないようだ。しかしある客室乗務員は、飛行中に彼らに声をかけるのは決して良い考えではないと明かした。 【動画】現役フライトアテンダントがレクチャー、機内で気になるCAを決して口説いてはいけない理由
「CA全員が嫌がっています」その理由とは?
フライトアテンダントとして働きながら、自身のTikTokで「旅のヒント」を投稿しているタイラさん。彼女は飛行中に客室乗務員を口説くのは絶対にNGなことだと話し、理由は彼らを「不快」にさせるだけだからと説明した。 「綺麗な客室乗務員を見て、声を掛けたいと思ってもやめてください」とキャプションをつけて投稿された動画には、彼女がカメラに向かって強い口調で説明している。 「フライト中に客室乗務員を口説かないでください。気まずくなるから本当にやめてください!…それにね、フライトアテンダントは仕事で、あなたに親切にしなければならないだけです。本当に不快で、私たちはみんな嫌がっています」と続けた。
どうしても好意を持ってしまったら...?
確かに、気になった相手でも仕事中に言い寄られるのは、抵抗がある人も多いのではないだろうか。では、本気で客室乗務員に好意を持ってしまった場合も、声をかけないべきなのか? それはちょっと違うようだ。タイラは「もしあなたがどうしても連絡先を交換したいなら.....」とアドバイスを伝えた。 それは、“飛行機から降りるとき”に客室乗務員に電話番号を渡すこと。 「これが最善の策よ。それなら、気まずくなることもないし、彼女があなたにメールを送りたいかどうか決めるのは客室乗務員に任されているのだから」
パイロットならどうなの?
この投稿は大きな反響を呼び、「CAとして働いているけど、本当にそう!すごく迷惑している!」「絶対に気まずい。特に長距離のフライトの時になったら最悪だね」などと彼女の意見に肯定的な声が飛び交った。 しかし、ある男性ユーザーがコメント欄で「あなたの許可なんていらない。自分が声を掛けたいときに、乗務員にアプローチする」と批判的なコメントすると、タイラさんは以下のように答えた。 「これは単なるアドバイス。でも、飛行中は乗務員が仕事をしていることをリスペクトして、帰り際に声を掛けたほうが上手くいくチャンスは高いと思うよ」 また、女性ユーザーからの「パイロットはどう?」という質問に対し、「忠告しておくね。とにかくパイロットには行かないで!逃げて!」と回答。CAに声を掛けない理由とは違う理由があるようだ。
文:大村朱里