【京都府 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 春の彩りを満喫できる花の楽園
寒さの中で力を蓄えた草木がパワフルに芽吹き、次々と花を咲かせて景色をカラフルに染め上げる春がやってきました。日本各地に、今しか見られない、かけがえのない美しい景色が広がっています。 【画像】京都府の春の絶景・風物詩の画像を一気見! 今回は京都府が誇る、春の絶景・風物詩をピックアップ。自然が織りなす奇跡の景色に会いにいきませんか?
◆原谷苑の桜
京都市北区にある原谷苑は、知る人ぞ知るさくらの名所。木材を取り扱う村岩農園が所有する桜苑で、その美しさから人づてに評判が広がり、現在では見ごろの時期に一般公開されている。 およそ4,000坪の敷地に、八重紅しだれ桜をメインに20種類、400本以上の桜があり、さらにシャクナゲやつつじ、ヤマブキといったさまざまな花との競演も楽しめる。 一般公開期間中は、屋外の床几席で幕の内弁当を味わいながら花々を観賞することも可能(要事前予約)。春爛漫の景色を、床几席からゆったりと楽しんで。 見ごろの時期:4月上旬~下旬 原谷苑の桜(はらだにえんのさくら) 所在地 京都府京都市北区大北山原谷乾町36
◆東寺 夜桜ライトアップ
京都の代表的な観光スポットの一つである、真言宗総本山の寺院、東寺。境内にはしだれ桜やソメイヨシノなど約200本の桜があり、見ごろの時期にはライトアップも行われる。 一番の見どころは、樹齢130年以上、高さ13メートルを超えるしだれ桜の「不二桜」。夜にライトアップされると暗闇に国宝・五重塔と不二桜が浮かび上がり、神秘的な光景に。 また、ライトアップ期間中は金堂および講堂の夜間特別拝観も行われ、貴重な仏像なども鑑賞できる。 見ごろの時期:4月上旬 夜桜ライトアップ 開催期間:2024年3月16日(土)~4月14日(日) 東寺 夜桜ライトアップ(とうじ よざくらライトアップ) 開催地 京都府京都市南区九条町1
◆退蔵院 陰陽の庭としだれ桜
日本最大の禅寺であり、臨済宗妙心寺派の大本山でもある、妙心寺。広大な敷地には46の塔頭寺院があり、そのなかの一つ「退蔵院」では四季折々の景色が楽しめる。 境内には「陰陽の庭」と呼ばれる2つの枯山水庭園がある。陽の庭の敷石は白、陰の庭の敷石は黒と、白と黒をモチーフにしたこの庭園は物事や人の心の二面性を表現している。 2つの庭園の間にはしだれ桜が立っており、それぞれの庭園に覆い被さるように咲き誇る桜の花が、庭園の美しさをより際立たせる。 見ごろの時期:4月上旬~下旬 退蔵院 陰陽の庭としだれ桜(たいぞういん いんようのにわとしだれざくら) 所在地 京都府京都市右京区花園妙心寺町35