ロイ・ハーグローヴ、1998年に録音した未発表スタジオ・アルバムのリリースが決定
2018年11月に亡くなったトランペット奏者、ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)がデビュー・アルバム『ハバナ』でグラミー賞の最優秀ラテン・ジャズ・パフォーマンスを受賞した直後に録音したものの、これまで未発表だったスタジオ・アルバム『グランド・テール』が、ロイの55回目の誕生日の2日後にあたる10月18日(金)に発売されます。アルバムからの先行シングル「プライオリティーズ」が公開中です。 このアルバムは、ジャケットにアーティスト名として「Roy Hargrove's Crisol」と記されており、「Crisol」とはスペイン語で「坩堝」の意味。キューバ、アメリカ、グアドループのミュージシャンからなるバンドを簡潔に言い表しています。フランク・レイシー(tb)、ラリー・ウィリス(p)、ウィリー・ジョーンズ3世(ds)ら、長年のコラボレーターからなるオールスター・バンドとともにハーグローヴはジャズ、アフロ・キューバン・リズム、ソウル、バップ、ファンクを独自にブレンドした音楽を聞かせます。 Photo by Des McMahon