神戸MF飯野七聖「悔しさを良い活力に」ハイプレスで先制PKを演出
◇ACLエリート第4節 神戸2―0光州(2024年11月5日 ノエスタ) 右FWでスタメン出場した神戸MF飯野七聖が先制点を演出した。前半48分、右サイドの高い位置でボールを引っかけ、そのこぼれ球を宮代が回収。そこから相手ファウルを誘発しPKを得た。 「ビルドアップが上手いチームで、繋いでくるのは分かっていた。それに対して自分たちが受けるわけじゃなくて、前から連動してプレスではめていこうという準備はしてました」。狙い通りの展開に胸を張った。 天皇杯準決勝・京都戦(10月27日)ではスタメン出場したが、リーグ戦では新潟戦(9月22日)以降は5試合出番なし。だが「試合に出られないからといって腐ったら終わりの世界ですし、このチームはそういう選手もいない。僕自身も“もっとやれる”と思いながら日々取り組んでいるし、悔しさを良い活力に変えている」とバネにしてきた。 日々のチーム練習に加えて、個人トレも敢行。この結果は、いつ出番が来ても良い準備をしてきた賜物だった。