【朝日杯FS】「前走1400~1600mでレコード勝ち」は複勝率83.3%! データで導く穴馬候補3頭
ノーザンF産のバゴ産駒は打率優秀! トータルクラリティ
ラストはトータルクラリティ。2戦2勝で新潟2歳Sを勝ったが、どうも想定オッズ4~6番人気あたりとやや甘く見られている。生産は安平のノーザンファーム、父は凱旋門賞馬バゴだ。 「ノーザンファーム産のバゴ産駒」は出世する確率が非常に高い。これまでJRAで出走したのはわずか10頭だが、そのうち7頭が勝ち上がり(現2歳を除けば6頭中5頭)、クロノジェネシス、ステラヴェローチェ、トータルクラリティと重賞馬も3頭誕生している。 上記10頭について2歳戦での成績を集計すると【9-5-5-4】で、複勝率はなんと82.6%。単回収率196%、複回収率171%も文句なしだ。ノーザンFのバゴ産駒を見かけたら、2歳のうちはベタ買いでいい。 トータルクラリティは重賞勝ちの実績もさることながら、6月の京都で見せたラスト11.4-10.9というラップも優秀だった。GⅠでも好勝負になる。 <ライタープロフィール> 鈴木ユウヤ 東京大学卒業後、編集者を経てライターとして独立。中央競馬と南関東競馬をとことん楽しむために日夜研究し、X(Twitter)やブログで発信している。好きな馬はショウナンマイティとヒガシウィルウィン。
鈴木ユウヤ