国民・玉木雄一郎氏「大化の改新も起きている」来年の干支を念頭に「新しい日本作り上げる年に」
国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)は31日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、今年1年の活動を振り返るとともに、来年の干支(えと)を引き合いにしながら、抱負を記した。 「2024年最後の日となりました。皆さん、今年も大変お世話になりました」と書き出し「本年『辰年』は、まさに『万物が振動する』年でした。世界の政治は大きく動き、日本もその例外ではありませんでした」とした上で、10月の衆院選で自公両党が少数与党となる一方、国民民主は公示前から4倍増の28議席となったことに言及。 「ただ、まだまだ小さな勢力です。国民の皆様にいただいた力を最大限活かして、『103万円の壁』の引き上げをはじめ、選挙で約束した公約の実現に全力を傾けてまいります」と、肝いり政策の実現に意欲を示した。 「SNSで選挙のやり方が変化したと言われていますが、本当に必要な変化は、これまでの『税金を使う側』の政治を『税金を払う側』の政治に変えて行くことです」ともつづった。 その上で、巳(み)年の2025年を「60年ぶりの「乙巳(きのと・み)」の年です」と言及。「安岡正篤先生の解説によると、『乙』という字は、草木の芽が曲がっている象形文字で、新しい改革創造の歩みを進めるけれども、まだまだ外の抵抗力が強い状態を表しているとされています。他方、『巳』という字は動物の象形文字で、冬眠していた蛇が春になり地表に這い出す形を表しており、従来の因習的生活に終りを告げるという意味だそうです」とつづり、「あの『大化の改新』も645年、乙巳の年に起こっています」と、古代の日本で起きた大政変と同じ干支の組みあわせであることに触れた。 「来年は、古い因習にまみれた政治のあり方を変え、活力あふれた新しい日本を作り上げる年にしていきたいと思います」とも記し、支援を訴えた。