ECBバスレ氏、6月利下げが「合理的」と判断-その後は予断持たず
(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、スロベニア銀行(中銀)のバスレ総裁は、恐らく来月が利下げ開始に適切な時期で、その後にどうするかは予断を持たずにいると話した。
バスレ氏は17日、スロベニアのポルトロシュで行われたインタビューで、労働市場は引き続き「非常に強い」ものの、賃金に過剰な動きは見られず、インフレの数字は期待に沿っていると指摘。ECBの現在のデータに依存するアプローチに自身は「満足」していると述べた。
「大きなサプライズがない限り、6月は利下げに合理的で現実的な時期だ。だが、その後にどうなるかは断言できない。自分はさまざまな可能性にオープンだが、さらなる情報を待ちたい」と語った。
原題:ECB’s Vasle Open to Possibilities After ‘Reasonable’ June Cut(抜粋)
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Jan Bratanic, Jana Randow