フェラーリF1、2024年マシンのクラッシュテストをクリアか。レッドブルは極端な設計をトライ? 一発合格ならず
レッドブルはクラッシュテスト再試へ
フェラーリとは異なり、レッドブルはFIAのクラッシュテスト1回目で不合格だったと言われている。 RB20と呼ばれることになると見られるレッドブルの2024年マシンは、イギリスのクランフィールドでホモロゲーション作業を行なうことになっているが、テスト初回でレッドブルのエンジニアたちはRB19からさらなる軽量化を突き詰めるべく、学習の一環として極端な設計のノーズを試したのかもしれない。 レッドブルはクラッシュテストで一発合格とはならなかったものの、心配する必要はない。チームは2021年から2022年にかけてのオフシーズンでも同じ状況を経験している。チーフテクニカルオフィサーを務める“空力の鬼才”ことエイドリアン・ニューウェイにとって、レギュレーションや耐久性の限界に挑む極端なコンセプトを探求することはお手の物だ。 各チームのマシンは、プレシーズンテストに向けてバーレーン・インターナショナル・サーキットに持ち込まれる前に、FIAのクラッシュテストを全てパスする必要がある。バーレーンでのテストは2月21日から3日間で行なわれ、その1週間後に同地で2024年シーズンの開幕戦バーレーンGPが開催される。
Basile Davoine, Franco Nugnes