ペットボトルがキラキラのアクセサリーに大変身!資源のリサイクルと就労支援の両立を目指す(SDGsつなごう沖縄)
「縁人」というのは、うるま市にある、就労継続支援A型の事業所。ここでは、利用する障がい者に働く場をつくり、そのサポートを行っています。 様々な就労がある中で、手作りのアクセサリーを製作し、販売するチームがありました。 アクセサリーの材料は、破砕したプラスチック。 「縁人」管理者 高瀬兼治さん 「(以前は)ペットボトルのキャップを集めて洗ってハサミとかニッパーでキャップを粉砕していたんですけど、細かく粉砕する中で、利用者さんの手が腱鞘炎になったとかそういった悩みが生まれてきて」 そこで出会ったのが、ペットボトルキャップの破砕作業をしている、沖縄クリーン工業。資源の循環と就労支援がうまくマッチングしました。 「縁人」管理者 高瀬兼治さん 「快く、材料のを提供させてもらってます。今ではチップを仕分けするだけ。商品もたくさん作れるようになっています」 利用者 山根彩夏さん 「夏に限定販売している、かき氷のマグネットを製作しています。今作っているもの、目の前の物ひとつひとつを楽しみながら頑張っていきたいと思っています」 利用者 米須薫さん 「同じものがないっていうことは、世界にただひとつだけということで、自分が作った作品が、目の前で売れると、すごく嬉しいです。」 ペットボトルキャップのリサイクル。そして就労支援の両立は、SDGsの目標に繋がっています。 玉城工場長 「廃プラスチックにはもっと付加価値をつけてリサイクル事業をどんどん進めていきたいと思います」 「縁人」管理者 高瀬さん 「納得のいく社会参加ができるようなカタチで、今後の心の豊かさだとか、あるいは皆さんの自信に繋がっていって、一般就労に繋がっていければと考えているところ」 リサイクル事業と就労支援の連携。互いに手をとりあい、これからもこの活動を進めていきます。
琉球放送