【大会8日目】ワタガシペアが2大会連続銅メダル フェンシング男子エペ団体で激闘も銀 メダルランキングは6位へ
◇パリオリンピック2024(大会8日目=日本時間2日、3日) 大会8日目、日本はフェンシング男子エペ団体で銀メダル、バドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得しました。 【画像】バレーボールの日本戦でまさかのハプニング 約3分間試合が中断
■ワタガシペアがバドミントン日本勢初の“2大会連続の銅メダル”
渡辺勇大選手、東野有紗選手の“ワタガシペア”は、韓国のソ スンジェ選手、チェ ユジュン選手ペアと銅メダルをかけ対戦しました。 第1セットは、序盤から相手にリードを許す展開となったワタガシペア。それでもコンビネーションで流れを変え、中盤に逆転。渡辺選手の強烈なスマッシュが決まるなど、連続ポイントで突き放し、21-13で第1ゲームを奪います。 続く第2ゲームは序盤からリードを奪う日本。その後、韓国ペアに追い上げられ、逆転を許します。 それでもここから連続ポイントを奪い逆転。さらに壮絶なラリー戦を制したワタガシペア。20対20のデュースになりますが、最後は連続ポイントを奪い勝利。その瞬間、地面に崩れながら喜ぶ2人。激闘を制し、銅メダルを勝ち取りました。 2大会連続のメダル獲得は、バトミントンの日本勢では、初の快挙となります。
■フェンシング男子エペが銀メダルを獲得 残り6秒で追いつくも延長戦で敗れる
9試合を行い、先に45点を取るか、合計点の多いチームが勝利する団体戦。日本は決勝でハンガリーと対戦しました。 第1試合、山田優選手が先制となるポイントを奪いますが、相手にカウンターから得点を許すなど1対2で終えます。 その後も、なかなか点差が縮まらない中、11対14で迎えた第7試合で古俣聖選手が爆発。見事な試合運びでこの試合を5対3とし、一気に1点差まで追い上げます。 そして、18対20と2点を追う展開で最終第9試合、日本はエペ個人で金メダルを獲得した加納虹輝選手に託します。その加納選手は2連続ポイントで追いつくと、一度は逆転されますが、残り7秒をきった場面で再び同点に追いつきます。 しかし、一本勝負の延長戦でハンガリーの選手にポイントを奪われた日本。25対26で敗れ銀メダル。2大会連続の金メダルとはなりませんでした。