OpenAIの動画生成AI「Sora」でできること。プランはPlusとProでどう違うの?
OpenAIの手がける領域は、今や単なるAIチャットボットや画像作成ツールではなくなりました。 OpenAIの動画生成AI「Sora」でできること。プランはPlusとProでどう違うの? 動画生成AIツール「Sora」を正式にリリースしたのです。
つくりたい動画イメージを入力するだけ
今年初めに発表されたSoraは、ChatGPTのサブスクリプションがあれば誰でも利用できるようになりました。ChatGPTからではなく、Sora専用サイトから利用できます。 (※編集部注:12月12日現在「Soraの需要を過小評価していた」として、新規登録を停止しています) 動画を作成するには、AI画像作成ツールと同じように、見たいものを簡単に説明するだけ。画像やほかの動画を追加することもできますし、ストーリーボードツールもあり、各フレームで何を見せるかを細かく指定できます。 このツールでは、解像度1080p、長さ20秒までの動画を作成可能です。ワイドスクリーン、縦長、正方形のアスペクト比を選ぶこともできます。このサイトの「注目」と「最近」のフィードには、ほかの人が作成したものが表示されます。 Soraは、月額20ドルのPlusに加入していれば、解像度480pの動画を月50本まで、またはそれ以下の本数になりますが720pの動画を生成可能。 さらに使いこなすには、先週発表された月額200ドルのProプランに契約する必要があります。Proプランの加入者は、10倍以上の利用、より高い解像度、より長時間の動画を利用することができるのです。 OpenAIは、Soraの現在のバージョンには多くの制限があり、「非現実的な物理現象を生成したり、長時間にわたる複雑な動作を生成することに苦労することがよくある」と述べています。 なお、Soraからのすべての動画には、その動画がこのサービスからのものであることを示す特定のメタデータがタグ付けされており、透かしもデフォルトで表示。 OpenAIは、性的なディープフェイクや児童性的虐待の素材の作成もブロック。人物のアップロードも開始当初は制限されています。