ジャイアンツに欲しい!? 巨人のトレード獲得候補(1)日ハムと新たなトレードも…?
2年連続Bクラスを経て、今季はリーグ優勝を狙う読売ジャイアンツ。前半戦は首位ターンの戦いぶりを見せたが、完封負けを15回喫するなど、得点力不足が課題に挙がる。シーズン後半に向け、補強も十分に考えられる状況だ。そこで今回は、巨人のトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月28日時点)
上原健太(北海道日本ハムファイターズ)
投打:左投左打 身長/体重:191cm/95kg 生年月日:1994年3月29日 経歴:広陵高 - 明治大 ドラフト:2015年ドラフト1位 昨季は飛躍の兆しを見せたが、再び苦しんでいるのが上原健太である。 広陵高から明治大へ進学し、3年秋には最優秀防御率(0.96)のタイトルを獲得。大学屈指の投手として高く評価され、北海道日本ハムファイターズからドラフト1位指名を受けた。 だが、プロでは目立った成績を残せず、入団から5年間で挙げた白星はわずか「7」。それでも、2022年は先発やリリーフとして25試合に登板し、3勝5敗、防御率3.19とまずまずの数字をマークした。 昨季は先発を中心に19試合に登板すると、4勝7敗ながらも防御率2.75を記録。プロ入り後、初めて投球回が100イニングを超えるなど、成長を見せたシーズンだった。 しかし、今季はいまだ勝利がなく、防御率7点台と大苦戦。チームでは伊藤大海や加藤貴之、山﨑福也などがいる先発陣が強力。リリーフ陣も河野竜生や杉浦稔大、山本拓実などを揃えており、上原の出る幕は限られている。 一方、読売ジャイアンツも投手陣は強力だが、フォスター・グリフィンをはじめとした先発左腕が若干少ない。若手の井上温大がブレイクの兆しを見せているが、さらに上原が加わって結果を残すことで、さらに盤石な先発陣を形成できそうだ。
ベースボールチャンネル編集部