リプリーに次ぐ“新たなアイコン”誕生――「エイリアン」最新作の主人公にフォーカスした特別映像
「エイリアン」の“その後の物語”を、巨匠リドリー・スコットの製作で映画化する「エイリアン ロムルス」の特別映像(https://youtu.be/ls6exF4aqSw)が、このほど披露された。「エイリアン」シリーズのアイコン的存在・リプリーを彷彿とさせる“主人公・レイン”の活躍に期待が高まる内容となっている。 物語の舞台は、地球から遠く離れた宇宙。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。そこで彼らを待っていたのは、恐怖と言う名の絶望――寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する“エイリアン”だった。しかも、その血液はすべての物質を溶かすほどの酸性のため、攻撃は不可能。宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”から、彼らは逃げ切れるのか? 第1作「エイリアン」で初登場し、今なお世界中に愛され続けているエレン・リプリー。名優シガニー・ウィーバーが演じた冷静で勇猛果敢なリプリーにどこか近しい雰囲気を醸し出すのが、「エイリアン ロムルス」に登場する新たな女性主人公レイン。生きる希望を見出そうと、光のない採掘コロニーでの暮らしを離れ、ある計画をもって宇宙ステーション“ロムルス”を目指すこととなるキャラクターだ。 演じるのは、ソフィア・コッポラ監督作「プリシラ」でベネチア映画祭主演女優賞を受賞し、「パシフィック・リム アップライジング」でも存在感を示したケイリー・スピーニー。撮影裏を収めた特別映像では、レインを全身全霊で演じ切ったスピーニーの姿が収められている。 「エイリアン」シリーズの大ファンだったというスピーニー。ウィーバーに次ぐ主人公役という重責を担うこととなった点については、「シガニーは偉大だった」「『エイリアン』を不朽の名作にしたの」とリスペクトを贈り、レインにはリプリーと共通している点「生きるために闘う」があるとコメントしている。 宇宙最恐の生命体“エイリアン”に遭遇し初めは怯える様子だったが、ある時覚悟を決め立ち上がり、リプリーさながらの凛々しい表情に変わっていくレイン。生きるため、そして弟アンディのために“エイリアン”に立ち向かうこのキャラクターを演じるため、スピーニーは、銃を手にした激しい戦闘シーンやワイヤーアクションにも挑戦。エイリアンに遭遇した時の緊迫感溢れる表情だけでなく、極限状態でも果敢に戦い続ける壮絶なバトルシーンも見どころのひとつとなっている。 監督を務めたフェデ・アルバレスは「ケイリーは最初から第1候補だ」「(ケイリーは)最高の役者だ」と絶賛している。 「エイリアン ロムルス」は、9月6日から全国劇場にて公開。