芸能界激震!バーニング[2代目就任]で起きた“金銭トラブル”の真相
億単位の借り入れも「知らない、わからない」
前出の芸能関係者が続ける。 「当の周防郁雄社長からすると、この展開はある程度予見していた気もします。というのも、周防郁雄社長は、“生涯の妻”を美恵子さん1人だけと決め、戸籍上は離婚していますが、籍を抜いた後も再婚することなく、独身を貫いていました。あれだけモテる人です。いい関係になった女性はいただろうに、籍は入れなかった。それは自身の死後に、隠し子や後妻が出てきて相続トラブルになることを避ける目的があったはず。そして、直近で調査した結果、隠し子がいないことがハッキリしているので、周防郁雄社長の財産は実子である彰悟さんがすべて受け継ぐことになるでしょう。とはいえ、郁雄社長の本心としては、彰悟さんと亮さん2人には仲良くしてもらいたいという気持ちが強いようです」(同前) そんな周防郁雄氏の願いも虚しく、2人の間では緊張状態が続いている。なぜならば、亮氏の「借金の踏み倒し」が常態化しているからだ。 「バーニングプロダクションは、実は亮さん本人や関連会社に総額約4億円を貸し付けています。亮さんは何社か会社経営をしていますが、『琉球ゴルフ俱楽部』以外は経営が厳しいという話も聞きます。返済期限を10年近く過ぎているものもあるのだけど、ただの一度も返したことがなく、返済の意思があるのかも不明。郁雄社長が目をつぶってきた貸付問題でしたが、跡を継ぐ彰悟さんとしては、税務処理のためにもすぐにハッキリさせたい。こうした経緯から、弁護士経由で亮さんに返済を求めたと聞いています」 バーニングプロダクションの代替わりや、亮氏との金銭トラブルについて、彰悟氏に取材を申し入れると、 「今はお話することはできないんです。全ては弁護士を通しておりますので」 という返答だった。 一方、亮氏の言い分はどうか。携帯電話を鳴らし、周防郁雄氏の引退やバーニング社との金銭トラブルについて聞きたいと取材意図を告げると、 「僕は周防じゃないですよ、フフフッ。質問はなんでしょうか?」 とおどけてみせた後で、こう続けた。 「そんな話、答えられない。はい。わかりません」 芸能界を統べるドンの一家に起きた、金銭トラブルという歪み。今後の決着は法廷に持ち越すのか、それとも返済がなされるのか。注目である。 取材・文/週刊SPA!編集部 写真/時事通信社
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