芸能界激震!バーニング[2代目就任]で起きた“金銭トラブル”の真相
昭和から今日に至るまで、日本の芸能界の玉座に座り続けてきたのが、芸能事務所「バーニングプロダクション」代表の周防郁雄氏(83)。この“芸能界のドン”が近く、一線を退く可能性が浮上している。
ドンぶりをしめすエピソードの数々
古き良き芸能界の体現者である周防郁雄氏の素顔は、豪快極まりない。 「冠婚葬祭や祝い事があると、誰よりもキッチリと執り行うのが周防郁雄社長。葬儀があったときは、社長自らが先陣を切って周囲に声をかけ、大勢で喪に服す。数年前に浅草ロック座の会長だった斎藤恒久氏が亡くなった時には、北野武さんら著名人に並んで郁雄社長が葬儀委員長を務め、それは立派な供花を贈っていました。逆に祝い事があればとことん派手に祝うのも“流儀”。誰よりも大きい祝い花を送り、時には祝いの席に札束をポンっと置くなんてことも。こういった一面もドンと言われる由縁でしょう」(芸能事務所関係者) その存在感から各方面に畏怖の念を抱かれ、都市伝説のような噂が独り歩きすることもあった。しかし実際のところは、周防郁雄氏を慕う芸能関係者は数知れない。在京の芸能記者が明かす。 「赤坂の料亭など場所は様々ですが、定期的にテレビ局の主要幹部や新聞記者を集めた“バーニング会”を開催していました。とりわけ白金にある焼肉の名店『金竜山』を貸し切ることが多かった。周防さんは金額なんて気にしない、注文の仕方も豪快です。たくさんの肉を食べ、血を分かち合うことに意味を見出していましたね。ここで親睦を深めるのが業界の風習でした」(テレビ局関係者) お歳暮には行列店のスイーツを、お中元には千葉産の大玉スイカを贈るなど、人と人の繋がりを何よりも大切にする郁雄氏。恩義を感じている関係者たちからはこんなエピソードも溢れる。 「ある事務所の女性タレントさんの妊娠が発覚し、番組降板や損害賠償などで事務所が窮地に追い込まれた。『このままでは事務所が潰れてしまう』と社長さんが憔悴しきっていると、郁雄社長から急にお金が振り込まれたそうです。危機的状況を察して、何も言わず助け舟を出した。この事務所の面々は、今でもその時の周防郁雄社長への恩を忘れていません」(別の事務所関係者)