外国人にとって、日本旅行はもはや「激安」なのか。アメリカ人女性が絶対行きたいチェーン店とは
関西外国語大学への留学も果たし、バングラデシュ系アメリカ人で、ニューヨーク在住のインフルエンサー、アクター・シャラニカさん。今回は日本で買いたい物、また円安の影響についても話をうかがいました。 【Instagram投稿】『カードキャプターさくら』のグッズ
◆日本での買い物の楽しみは?
――これから日本旅行を控えているシャラニカさん。アニメ好きとして、日本に来たらアニメグッズのお店は欠かせないですか? 「もちろん行きます。でもあまりたくさんの物は買いません。というのも私の家はジャパンディスタイルで、ミニマリスト寄りだからです。ジャパンディというのは、物をあまり持たず、木など自然の素材を多用して落ち着きのあるインテリアのスタイルです。 私もそれにこだわっているのですが、『カードキャプターさくら』のグッズだけは自分に買うのを許しています。カレンダーとか、枕カバーとか、かわいくて実用的な物が好みです。『カードキャプターさくら』がアニメの中で一番好きなんです」 ――InstagramやTikTokではやっている動画で「日本旅行へのパッキング」というテーマがあります。空のスーツケースに現金だけ入れて、パッキング完了! 日本でスーツケースがいっぱいになるまで買い物をするぞ! という購買威力の表れですが、日本で買いたい物はありますか? 「ええ! その動画は見たことあります。私は違うかな。空のスーツケースは持っていかないつもりです。なぜなら日本で新しい物を買うから!(笑) 欲しい物がたくさんあります。お買い物リストをちょっと読み上げますね。 まずは無印良品の商品をたくさん。ニューヨークにもお店はありますが、品ぞろえが違います。ベッド周りのリネン、ブランケット、ティーカップ……、あとは柔らかいローションティッシュや『めぐりズム』などの日用品。私にとっての必需品なのでストックとして買い置きしたいです。 あとは猫に関する商品。日本では猫が神様のように扱われていて、猫用のお菓子が安く充実しています。チュールは絶対に買う予定です。ニューヨークだと1本1ドルぐらいしますから」 ――無印良品やドラッグストアで買える便利な商品はSNSでも大人気ですよね。消耗品である日用品を買って帰るのは頻繁に行き来できる日本ヘビーユーザーならではという気がします。それ以外にもシャラニカさんが最も行きたい場所、それは……。 「絶対にダイソーです!!」 ――今やアメリカ国内に120店舗以上を構えるダイソーですが、アメリカ東部に初めて店舗ができたのは2019年です。 「昔はアメリカにダイソーがありませんでした。だから日本のダイソーで買った商品をわざわざアメリカへ送っていました。今は店舗ができましたが、行く度に毎回100ドル以上使ってしまいます。そのおかげで今はダイソー公式インフルエンサーをさせてもらっています」