全部知ってる? Apple Watchを時間管理に使うための3つの活用テクニック
Apple Watch Hacks
Apple Watchで時間をチェックする方法として、シンプルに時計を見たり、カレンダーと連動した通知をチェックしたり、タイマーをセットしたり――といった使い方は定番です。一方、「文字盤を見ずに時刻をチェックする方法」や「正時にチャイムを鳴らすための設定」などはご存知でしょうか? 本稿では、こうした時間管理に関するApple Watchの活用テクニックを3つ解説していきます。 【詳しい操作方法を画像でチェックする】
1. 振動でこっそり時間をチェックする
Apple Watchには、時計を見ずに振動によって時刻をチェックできる「Tapticタイム」という機能が備わっています。あらかじめ「設定」アプリから同機能を有効にしておき、ウォッチの画面を2本指で押さえ続けると、バイブレーションがブルブルっと震えて、その震え方で時刻がわかるという仕組みです。 ウォッチの「設定」アプリから「時計」→「Tapticタイム」を選択し、同機能のスイッチをオンに。「数字通り」「おおよそ」「モールス信号」のいずれかの振動パターンを選びましょう。 設定の準備ができたら、あとは2本指で画面を長押しします。これでバイブレーションが時刻の数字を教えてくれます。 ちなみに、関連した設定として注意しておきたいのは、同じく「設定」アプリ内の「時計」画面にある「時刻を読み上げる」というスイッチです。これがオンになっている場合、消音モードがオフだと、画面を2本指で押さえ続けたときにSiriが音声で時刻を読み上げてしまいます。Tapticタイムを使う前提でうっかりミスを防ぐためには、こちらの機能はオフにしておいた方がよいでしょう。 また、もし「時刻を読み上げる」を併用したいという場合も、同機能のモードとして「消音モードで制御」を選んでおきましょう。ここが「常に読み上げる」になっていると、消音モードをオンにした場合でもTapticタイムがうまく作動しません。
2. Apple Watchでチャイムを鳴らす
実はApple Watchには、正時(しょうじ=ぴったり◯時のこと)になったことを知らせる「チャイム」機能が備わっています(正時以外にも2パターン設定可)。とは言っても、学校のチャイムのように長々鳴るわけではなく、ティロンっと控えめに鳴るだけ。作業に集中しすぎて時間経過を忘れがちという人や、勉強や仕事の時間配分を意識したい人は、使って見ると良いでしょう。 設定は、Apple Watchの「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」から「チャイム」を選択。次画面で「チャイム」のスイッチを有効にし、「スケジュール」をタップ。必要に応じて、「正時」「30分」「15分」のどれかを選びましょう。 これで、時間になると控えめな通知音が鳴って知らせてくれます。音については、上述の設定画面にある「サウンド」の欄から、「ベル」を「鳥」に変更することもできます。