「ブランディングとパフォーマンスを区別するのは嫌いだ」。顧客とのつながりを重視する人気ジュエリーブランドのアプローチ
マーケティングチームの連携によるキャンペーン
その根底にあるのは、すべてのコンテンツはケンドラスコットの顧客に語りかけるものであり、また、有料メディアはほかの投稿と見かけや響きが異なっていてはならないという考えだ。したがって、すべての有料キャンペーンはソーシャルチームからスタートする。オーガニックマーケティングの担当者は、ある特定の投稿が顧客の共感を呼んでいるのだろうと言うかもしれないが、「そうならば、それを基盤にして発展させていく」のである。 ピーターソン氏はパフォーマンスマーケティングを信じていないということではない。実際は逆で、「我々は毎日トラフィックを追跡している」と同氏は言う。 むしろすべてのマーケティングチームが連携することで、キャンペーンに活気が生まれ、より本物だと見なされるようになるとピーターソン氏は信じているのである。 「当社の顧客とどのような関係を築き、どのようなつながりを持とうとするか、そこからはじめている」。 [原文:Why Kendra Scott’s CMO doesn’t believe in siloed performance marketing] CALE GUTHRIE WEISSMAN(翻訳:ぬえよしこ、編集:都築成果) Image via Kendra Scott
編集部