【ガーデニング】挿し芽作りで植物増やすコツ&挿し芽におすすめの植物を知りたい!
挿し芽しやすい草花<おすすめ5選>
●アジサイ ・学名:Hydrangea macrophylla ・科名・属名:アジサイ科アジサイ属 梅雨時期に咲く花の代表格であるアジサイ。花が咲き終わったあと、枝を切り取って挿せば簡単に増やせます。 ※参考価格:1000~2000円前後(5号ポット苗) ●ランタナ ・学名:Lantana ・科名・属名:クマツヅラ科シチヘンゲ属 ランタナは小さな花が丸く集まって開花。1つの花に赤・黄・オレンジ・ピンクなどがツートンカラーで現れます。半日陰でも栽培可能です。 ※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗) ●ポーチュラカ ・学名:Portulaca ・科名・属名:スベリヒユ科スベリヒユ属 暖色系の花色が豊富なポーチュラカ。多肉質の葉には水分を十分含んでいるので、茎を土に挿せば簡単に発芽します。 ※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗) ●ローズマリー ・学名:Rosmarinus officinalis ・科名・属名:シソ科マンネンロウ属 ローズマリーはハーブの1種で爽やかな香りが魅力。丈夫な性質で乾燥にも強く、ほとんど手間なしで元気に育ちます。 ※参考価格:200~300円前後(3号ポット苗) ●宿根サルビア ・学名:Salvia ・科名・属名:シソ科アキギリ属 品種が多く花色や花の形もさまざまな宿根サルビア。スタイリッシュで野趣あふれる姿が庭をナチュラルに彩ります。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
もう失敗しない!挿し芽づくりに成功する4つのコツ
●よく切れる刃物で切る 茎を切る際に切り口が傷んでしまうと発根しにくくなります。できるだけ切れ味のよいハサミやカッターを使い、切り口の断面が斜めになるようにカットしましょう。 ●水揚げしてから植える 切った茎をすぐに土に挿すと、しんなりしたままでなかなか回復しません。しばらく水に浸けて十分水揚げするまで待ち、茎や葉にしっかり張りが出てきたら土に挿しましょう。 ●発根剤の力を借りる 切り口に少量の発根剤を付けてから挿し芽にすると、よりいっそう高い発根率が期待できます。薬剤は付け過ぎず、適量を心がけましょう。 ●挿し芽に触れない 挿し芽にしたあとは根が出るまで動かさないようにします。手で触ったり水やりのときに動いたりしないように気をつけましょう。
大切な植物は挿し芽でストック作りしておくと安心
挿し芽で株を作っておくと、好みの花を増やしたいときや、途中で枯れてしまったときに重宝します。植物の生きる力を実感することで、よりいっそう愛おしくなるでしょう。 挿し芽はあくまでも自分の庭に植える苗を作るため。苗の販売は法に触れるので気をつけてくださいね。
上園 美佳