弘前市の魅力発信 函館で「ひろさきナイト」ねぷた囃子や津軽三味線
青森県広弘前市は21日、金森赤レンガ倉庫の金森ホールで同市のPRイベント「ひろさきナイト」を開いた。ねぷた囃子やご当地アイドル「りんご娘」らが登場し、ステージを盛り上げた。
イベントは、はこだてクリスマスファンタジー期間中に開催している恒例の催しで、弘前市と函館市の広域連携事業の一環。会場内には、両市の観光キャンペーンのキャラクター「雪ミク」、「桜ミク」のポスターを掲示した。 ステージイベントは、津軽三味線全国大会で3連覇した渋谷和生さんの演奏でスタート。開会セレモニーでは、桜田宏市長が「道南と青森県、秋田県、岩手県の北東北3県が一体となり、(イベントが)新しい観光の第一歩になるものと思っている」とあいさつ。来賓の大泉潤函館市長が「桜田市長をはじめ多くの弘前からの来場者を心から歓迎します」とし、函館市民に向けて「四季でさまざまな顔を見せる観光地、弘前にぜひ足を運んでほしい」と述べた。 青森県のご当地アイドル「りんご娘」の開会宣言と同時に弘前市七夕会が登場。ねぷた祭り中に演奏する「行進」「休憩」「戻り」のねぷた囃子を演奏し、奏者と来場者の掛け声の掛け合いで会場は一体となった。その後、「りんご娘」と函館市のご当地アイドル「Chu-Hapi」がライブを行い会場を盛り上げた。 会場内には物販ブースを設け、雪ミクの限定グッズが当たるガチャガチャや、青森県の銘菓や銘酒が並び、来場者が買い求めた。
函館新聞デジタル