「しっかりと実力を高めていけるようにしたい」 藤井聡太七冠が「指し初め式」で2025年の抱負を語る
名古屋駅前のミッドランドスクエア25階にある名古屋将棋対局場で1月6日、指し初め式が行われ、瀬戸市出身の藤井聡太七冠らが出席しました。 師匠の杉本昌隆八段らとともにあいさつに立った藤井七冠は「2024年を振り返ると、定跡の研究が深くなっていく中で自分自身がどのような戦い方をしていくか、模索する1年でもあった。今年も新しいことに挑戦していくことを恐れずに、しっかりと実力を高めていけるように取り組んでいきたい」と抱負を述べました。 対局場には4つの将棋盤が並べられ、招待された約40人の来賓が、藤井七冠ら東海地方出身の棋士や女流棋士を相手に順番に指していきました。指し初め式は東京と大阪で新年の恒例行事として行われていて、名古屋では2022年6月の開場以来、初めて開催されます。 日本将棋連盟は「来年以降はどういう形になるかわからないが、ぜひ末永く続けていければ」と話しています。
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