1Q決算前に活用したい「生きのいい企業」を選別する方法
釣りたての魚のように生きのいい企業を見つけるには、どのように絞り込むのがいいのでしょうか(イメージ写真:Fishes/PIXTA)
7月下旬から3月期決算企業の今第1四半期(2024年4~6月)決算発表がスタートします。昨年8月7日配信の本連載では「 1Q決算シーズンに活用したい『伸び盛り銘柄』発掘の2条件 」を取り上げました。その後編にあたる8月14日配信の「 1Q業績から『効率的に有望銘柄を探し出す』四季報ワザ 」と併せて、「四半期の業績の伸び」を使った戦略を紹介しました。 詳しくは、これらの連載記事を読んでもらいたいのですが、四半期決算で公表された売上高と営業利益の前年同期比を用いて、業績モメンタム(勢い)が拡大していく企業の選別方法を紹介しました。この戦略は第1四半期(1Q)決算の発表“後”に注目したもので、決算発表が出そろった8月下旬にスクリーニング機能を用いて銘柄を選別しました。 今回は昨年より1カ月早いタイミングですので、第1四半期決算発表“前”に注目したい、業績モメンタムが拡大していく企業を見つける方法について、今回と次回(7月15日配信予定)の本連載で取り上げてみたいと思います。
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吉野 貴晶