レオナルド・ディカプリオの華麗なる不動産遍歴
ブラックアドア・ケイ/ベリーズ
2005年、ディカプリオは間違いなく彼にとって最も驚異的な投資となるベリーズ沖の島を購入し、生態系復元を目的とした隠れ家を作り上げることを目指した。 彼は環境に優しい建築家ジェイソン・マクレーナンを雇い、104エーカー(約42万平米)の島を68の水上ヴィラ、48のプライベートホーム、インフィニティプール、その他の最高級アメニティを備えた楽園に変貌させた。 ブラックアドア・ケイは2018年にオープンする予定だったが、6年経った今でもまだ“工事中”の状態だ。過剰漁業、侵食、森林破壊を完全に逆転させながら、同時に、ディカプリオのこだわりで超富裕層の訪問客を満足させるという彼の壮大な野心が本当に実現するかどうかは、時間だけが教えてくれるだろう。
リバーテラス2番地/ニューヨーク
2008年、レオナルド・ディカプリオはニューヨークのバッテリーパークシティに367万ドル(約5億4,000万円)のアパートを購入し、東西海岸での生活を開始した。これは業界の大物デビッド・ロックウェルが設計した、クリーンで意識的な生活をコンセプトにした開発プロジェクトの一部だ。 そして、その後気に入った彼は、6年後には隣接するユニットも購入したと『ザ・リアル・ディール』誌が報じている。両方の購入は非公開で行われ、公的なリストには載らなかった。リバーテラス2番地の住人は、息をのむようなハドソン川の景色と、二重ろ過された空気、非毒性素材、平均よりも低いエネルギーコストなどの素晴らしい特典を楽しむことができる。 その他の設備には、ラッププール、ヨガスタジオ、キッズプレイルーム、そしてドッグスパがある。バチェラーのディカプリオは、今のところプレイルームを心配する必要はない。
ウエスト・エルモサ・プレイス432番地/カリフォルニア州パームスプリングス
セレブリティや彼らを美しく飾るトップデザイナーたちのメッカであるパームスプリングスは、ディカプリオにとっても魅力的すぎたようだ。彼はFOMO(Fear Of Missing Out=取り残されることへの恐れ)を克服するため、故ドナルド・ウェクスラー建築家が設計した520万ドル(約7億7,000万円)の邸宅に投資した。ウェクスラーは輝かしいキャリアの中で、パームスプリングスのミッドセンチュリーモダン建築の代名詞となった人物だ。 ウエスト・エルモサ・プレイス432番地の邸宅は、外見は控えめかもしれないが、一歩足を踏み入れると、リビングルームの印象的な木製の天井、ヤシの木と雄大なサンジャシント山を前景にした床から天井までの窓、ガラスと石の細部、グランドピアノ、スチームシャワーなど、贅沢な暮らしの象徴が溢れている。 もしも手の届かないように感じられても、心配は無用。誰でもこのディカプリオ所有の家を1泊3750ドル(約56万円)という金額でレンタルできる。