アカデミー賞有力候補『教皇選挙』予告&場面写真解禁、閉ざされた礼拝堂で投票が始まる
第82回ゴールデングローブ賞6部門にノミネートされ、アカデミー賞最有力との呼び声も高い映画『教皇選挙』の予告篇、ティザービジュアル、場面写真が解禁された。 【動画】レイフ・ファインズが教皇候補たちの秘密に苦悩する『教皇選挙』予告 本作は、カトリックの総本山バチカンで、トップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙〈コンクラーベ〉の内幕を描くミステリー。ジャーナリスト兼作家のロバート・ハリスの原作を、『裏切りのサーカス』(11)でアカデミー賞にノミネートされたピーター・ストローハンが脚色し、『西部戦線異状なし』(22)のエドワード・ベルガーが監督を務める。キャストには『ハリー・ポッター』『007』シリーズのレイフ・ファインズのほか、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニといったベテラン俳優たちが結集した。 解禁された予告では、ローマ教皇が急死し、新教皇を選出するための〈コンクラーベ〉の始まりが告げられる。枢機卿たち(ローマ教皇の最高顧問で、教皇に次ぐ地位の聖職者)が世界各地から集まってくる中、首席枢機卿のローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)がコンクラーベを執り仕切ることに。判断に影響する外界のニュースからも遮断され、閉ざされたシスティーナ礼拝堂で投票が始まると、ベリーニ枢機卿(スタンリー・トゥッチ)、トランブレ枢機卿(ジョン・リスゴー)、テデスコ枢機卿(セルジオ・カステリット)、そして史上初のアフリカ人教皇になる可能性があるアデイエミ枢機卿(ルシアン・ムサマティ)が新教皇候補に浮上。しかし、誰もが暴露されたら教皇への道を失うほどの秘密を抱えており、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルにローレンス枢機卿は苦悩し、葛藤する。果たしてコンクラーベの行方、そして新教皇誕生を前にローレンス枢機卿が目にした秘密とは。 また、ティザービジュアルに描かれているのは、カーディナルレッドの礼服に身を包んだ枢機卿たちに囲まれる中、赤い絨毯が敷かれたシスティーナ礼拝堂の中央をひとり歩くローレンス枢機卿の姿。場面写真には、ローレンス枢機卿と立ち話をするベリーニ枢機卿の姿や、耳をそばだてるシスター・アグネス(イザベラ・ロッセリーニ)の姿など、予告編でも印象的なシーンが切り取られている。“世界中が注目する密室”の内幕を描く映画『教皇選挙』は2025年3月20日(木・祝)公開。