洗濯機の排水管詰まりで業者を呼んだら「1万円」の請求…!もしかして最初からメーカー保証に入っておいた方がお得だった?
洗濯機の排水管が詰まってしまったとき、自分で対処できなければ業者を呼ぶことも検討しなければなりません。業者を呼ぶとなると、料金がいくらかかるのか気になるでしょう。場合によっては、想像以上に高額な料金がかかる可能性もあります。 家電は日々のメンテナンスをしっかり行っていても修理が必要になることがあるため、急に故障してから慌てるよりも、購入時にメーカーのサポートに加入しておいた方が安心かもしれません。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの? 本記事では、洗濯機の排水管が詰まって業者を呼んだ場合にかかる費用相場や、「メーカー保証に加入していた方が安く済むのか」について詳しくご紹介します。
洗濯機の排水管詰まりで業者を呼んだ場合の費用相場は?
洗濯機の排水管が詰まると排水されなくなるため、水が逆流してきて洗濯機パンにたまってしまいます。それにより洗濯機がエラーを起こして動作が止まってしまい、洗濯ができなくなってしまうのです。メーカー保証に入っていない場合は、できるだけ早く修理業者を呼んで詰まりを解消してもらう必要があるでしょう。 洗濯機の排水管詰まりを修理するための費用は業者によります。ある業者では、基本料金5500円(税込み)に加えて、薬品を使って詰まりを除去する場合は5000円前後、業務用吸引ポンプで水を吸い上げて詰まりを除去する場合は9000円前後、高圧洗浄機を使う場合は1万6500円~など、詰まりの解消方法によって費用が異なる場合があるようです。 このように、方法によっては1万円以上の費用がかかることもあるため、今回の事例のような請求があっても驚くほどではないといえます。
家電のメーカー保証とは?
家電製品の多くには無料のメーカー保証がついており、購入時に加入しておくと家電が故障した際などに無償で修理してもらえる可能性があります。ただし、メーカーの保証サービスは各事業者が自主的に定めたものであり、保証対象は事業者ごとに異なるため、注意が必要です。 実際に、独立行政法人国民生活センターの「消費者トラブル解説集」にも、「保証期間内なのに保証の対象外で有償修理になるといわれた」という事例が発生していると記載されています。 洗濯機の排水管詰まりが保証の対象であるかどうかを確認したうえで、保証期間内であれば対処してもらいましょう。 保証対象のものであれば、延長サポートに加入しておくとより安心です。1年間のメーカー保証が5年間などに延長され、無料修理が可能な期間が長くなります。洗濯機については乾燥ありタイプの10.0キログラム以上だと1万3200円(税込み)、9.9キログラム以下だと7700円(税込み)で5年保証に加入できる場合もあるようです。 メーカー保証に加入していない状態で10.0キログラム以上の洗濯機の排水管の詰まりなどにより修理業者を呼んだ場合、1回につき1万円前後の修理費用がかかるとして考えてみましょう。2回修理を依頼した時点で、5年保証に加入している場合の方が安く済む可能性があります。 特に、毎日のように使用する洗濯機のような家電は、日頃からしっかりとメンテナンスをしていても修理が必要になることがしばしばあるため、各自で延長サポートへの加入を検討しておくことをおすすめします。