“神童”ロッキにエヴァートン&スポルティングが関心か…バルサの要求額は約49~57億円?
バルセロナに所属するブラジル代表FWヴィトール・ロッキにに対し複数のクラブが関心を寄せているようだ。14日、『アス』や『スポルト』など複数のスペインメディアが伝えている。 現在19歳のロッキはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。母国の名門クルゼイロの下部組織で育ち、2021年に16歳の若さでトップチームデビューを飾った。2022年4月からはアトレチコ・パラナエンセに活躍の場を移すと、約1年半の間に公式戦81試合に出場し28ゴール11アシストを記録。昨年夏にバルセロナへの完全移籍が発表され、今年1月に当初の予定を半年前倒し正式加入に至った。 しかし、サッカー王国の“新たな神童”とも謳われる逸材は、新天地で主力に定着することができず。2023-24シーズンは公式戦16試合に出場し2ゴールをマークしたものの、先発起用はわずか2試合のみ。通算出場時間も353分間に留まった。このような状況から、今夏にロッキがバルセロナを退団する可能性が度々報じられている。 ブラジル代表FWネイマールが所属するアル・ヒラルからの関心が明らかになったロッキだが、本人はヨーロッパでのプレーを強く望んでいる模様。また、エヴァートンは獲得に向けて2500万ユーロ(約41億円)の固定費に300万ユーロ(約5億円)のアドオンを加えたオファーを提示したものの、バルセロナがこれを拒否したことが報じられている。 今回の報道によると、昨シーズンのプリメイラ・リーガ(ポルトガルリーグ)覇者にして、日本代表MF守田英正が所属するスポルティングがロッキの獲得を検討しており、現在バルセロナとの交渉に臨んでいるとのこと。また、エヴァートンも依然として同選手の動向を注視しているという。なお、バルセロナは移籍金として3000万ユーロ(約49億円)から3500万ユーロ(約57億円)程度を要求しているようだ。 多くのクラブが関心を寄せている“神童”ロッキ。果たして今夏にバルセロナを退団することになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
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